「ローカル路線バス乗り継ぎの旅Z」第3弾にワープ疑惑が浮上

 人気シリーズ「ローカル路線バス乗り継ぎの旅Z」(テレビ東京系)の最新回が9月23日に放送された。太川陽介と蛭子能収のコンビから、俳優の田中要次と作家の羽田圭介氏に代わっての第3弾(特別編を入れると4回目)。今回は宮城県・松島をスタートし、秋田県のあきた白神駅を目指した。

 東北地方を縦断するルートで、しかも太平洋側から日本海側へ奥羽山脈を越えなければいけない難コース。番組中、羽田氏と田中が何度も話題にし、ナレーションの太川陽介も指摘したように「どこで奥羽山脈を越えるか」が最大のポイント。選択を誤ると早々にリタイアとなる可能性もあった。

 田中と羽田氏、そしてマドンナのラブリの3人は悩みに悩んだ末、岩手県北上から西に向かい、ほっとゆだ、黒沢を通って横手へと抜けるルートを選択。しかしバスが走っているのは途中までで、山道を15キロ近くも歩かなければならない。

「バス旅では歩いて県境や山を越えるのは珍しくありません。以前は国道を16キロも歩いたこともあります。ただ、今回のように山道を15キロも歩くことはなかった。歩けるのかどうか心配して観ていたら、宿の送迎を使ったのでガックリですよ」(テレビ誌ライター)

 その場面を詳しく振り返ってみよう。地元住民から「クマが出る」と注意された山道を歩いていると、山の中で日没が訪れる。周囲には何もなく真っ暗なため山越えを断念。黒沢駅まで戻り、電話で宿を手配して車で迎えに来てもらった。一泊した翌日の朝、宿の車で本来目指していたバスの停留所まで送ってもらい、山越えを果たしたのである。

 本来であれば歩いて越えるはずだった奥羽山脈を、宿の車で一瞬にしてクリアしたため、視聴者からはルール違反ではないかと批判の声が上がった。前日、ピックアップしてもらった黒沢駅から再開するのが当然だと言うのだ。

「でも、バス旅のルール上は問題ないんですよ。宿の厚意で送ってもらった場合はOKなんです。太川&蛭子コンビのラスト回、第25弾でもガソリンスタンドの人が次のバス停まで車で送ってくれたことがありました。ただ、今回は番組中に奥羽山脈越えを何度も話題にし、旅の成否を分けるキーポイントとしていただけに釈然としないものがありました。しかも、宿の人が申し出たのではなく、羽田と田中が思いっきりお願いしていましたからね。あれを厚意と言えるのかどうか‥‥」(バス旅好きの交通ジャーナリスト)

 そんな“裏技”もあってか今回は見事に成功。3人は喜びを爆発させたが、視聴者にはしこりを残した。

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