ツルツル肌のために!入浴後の「保湿ケア」7つの極意

 バスタイムを終えた後のスキンケア、どうしていますか? 入浴した直後のお肌が潤っている感じがするのは、皮膚の表面にある角質層が水分を取り込んでいるからです。「この感じが長持ちすればいいのになあ」と思ったこともあるのではないでしょうか。ところが、それは一時的なもの。そのままにしておくと、水分がどんどん失われてしまい、却って乾燥肌の原因になることもあるようです。

「お風呂から出ると、肌の水分は急速に失われます。10分後には入浴前と同じレベルになり、なんの対策もしないでいると、30分後には入浴前よりも水分が失われていました」

 こう話してくれたのは東京都市大学教授で、医学の面から入浴の効果を研究している医学博士の早坂信哉さん。早坂さんが行った、実験の結果なんだそうです。とくに、冬場は空気が乾燥しているので10分以内、できればすぐにでも、ボディクリームを塗るなどの保湿処理をしたほうがいいそうです。

「お湯にゆっくり浸かると、肌の天然保湿成分であるセラミドや皮脂は流れ出します。また、石鹸をつけてタオルなどでゴシゴシこすり過ぎるのも、天然のバリアを失うことになるので、体臭や肌荒れの原因になります」(早坂さん)

 垢擦り用のタオルなどでこすると、一時的に肌がスベスベになったような気がしますが、それは角質層の表面を削り取っているから。角質層は滑らかな肌の敵のようにいわれていますが、実は体を守るバリアの役目もしているのです。余りにも削り取ってしまうと、そのまま乾燥や肌荒れの原因になります。そこで、スキンケアを考えながら入浴するのであれば、守ってもらいたいのが次の7つです。

■42度以上のお湯に入らない

■15分以上の長湯をしない

■1日に何度も入浴しない

■石鹸やボディソープは適量を使う

■タオルやスポンジ、ブラシでこすり過ぎない

■湯上り後には適切に保湿剤を使用して、自己回復力を促す

■スキンケアは入浴後10分以内に

 これらのことを守って入浴すれば、お肌の正常なターンオーバーのサイクルをキープすることができます。これは夏場も同じ。ちょっとした気遣いで、顔だけでなく、体の素肌美人も目指していきましょう。

(医療/フィットネスライター・松尾直俊)

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