F1ドライバーのジェンソン・バトン(35)が、わずか1年間の結婚生活を経て道端ジェシカ(31)と離婚することになったという。2008年に出会い、2010年にわずかの破局期間を経て昨年の12月に挙式した2人だが、今回ジェンソンの広報が「ジェンソンとジェシカは別々の道を歩むことに決めましたが、とても友好的な決断です。第3者は関与していません」と発表した。
婚前契約書を作成していない2人は推定3500万ポンド(約63億円)とされるジェンソンの資産を巡って、すでに話し合いに入っていると思われている。ある関係者はザ・サン紙に「ジェンソンとジェシカは結婚前に資産に関する契約を一切交わしませんでした。金銭については両者間で話し合いが行われていますが、どうなるかを予想するにはあまりにも早い段階です」と話している。
また同紙によれば、10月にテキサス州オースティンで行われたアメリカグランプリ期間中に2人は離婚に向けて初めて率直に話し合っていたそうで、前出の関係者は「結婚後、以前のような生活が続いていて、お互いに何も変わりませんでした」「どちらかが妥協する必要があったのですが、どちらともその気がなかったんです」と離婚に至った経緯を話している。
またジェンソン自身も以前、ジェシカがモデル活動のためにほとんどを日本で過ごす中、自身はモナコを住居としながらF1のために世界中を飛び回っているため、夫婦になっても一緒に暮らしていないことを明かしており、まだジェシカが東京で母親と一緒に住んでいるという一風変わった夫婦生活について、「結婚前以上に会う回数が増えたことはないね。ジェシカはまだ日本でたくさん働いているからさ。彼女は自分の仕事が大好きで、モデル以外にもテレビ番組もあったり、最近では映画にも出たところなんだ。仕事を楽しんでるし、それって素晴らしいことだよ。だけどもちろん、そのことで会う機会がほとんどないってわけさ。僕らがまだモナコに腰を落ち着けていないのは間違いないよ。少なくとも今のところはね」と語っていた。
また今年に2人はサントロペでの休暇中に強盗の被害に遭っており、高級別荘で麻酔薬によって昏睡状態に陥らされた間にジェシカの25万ポンド(約4500万円)相当の婚約指輪を含む宝石類などが盗まれていた。