モデルでタレントの藤田ニコルが12月17日放送の「関ジャニ∞のジャニ勉」(関西テレビ)に出演し、周囲からの期待値が上がっていることへの悩みを打ち明けた。
藤田は、“芸能人の好感度”に関するトークの中で、自身は「好感度なんて気にしない」と断言。その理由として、「テレビに出始めの時、ちょっとアホな感じ(のキャラ)で出てきたので、普通のことを言っただけで、見た目がチャランポランだから、みんな『すごー!』みたいになってたからいいんですけど、大人になって成長していったら、普通のことが普通になっちゃう」と説明した。
“にこるんビーム”などを発射していた頃の天然キャラ時代は、なにを喋っても「得してたんです、ずっと」と回顧。ただ、最近では「私、よく『頭の回転速いよね~』とか(言われる)、そういうの言われるのがすごいプレッシャーで」と徐々に周囲からの要求が高まってしまう可能性を危惧した。
さらに、「本当は私、めちゃくちゃ性格も悪いんですよ。性格悪いし、好感度がちょっと高かったら、悪いこと言ったらワーッて(世間から)言われるから」と困惑の様子。芸能人は好感度が高ければ高いほど、不祥事の際の批判の熱量も高まってしまうケースが多いことから、藤田は「だから下げたいです、今。(好感度)下げキャンペーンしてます」と明かしている。
「藤田は『好感度なんて気にしない』と語っていますが、先月8日放送の『サンデー・ジャポン』(TBS系)に生出演した際には、普段SNSで『24時間エゴサーチしてる』と発言。一般ユーザーの藤田に関するツイートを『1件も見逃してないです』『朝起きたらエゴサして、自分が寝ている間につぶやかれたものを見る』と力説し、傍から見るとかなり好感度を気にしているようにすら見えます。またネット上では、『高い好感度があったなんて初耳』『好感度高い方だったんですね、初めて知りました』といった痛烈なツッコミも寄せられています」(テレビ誌ライター)
“好感度下げキャンペーン”を実施中の藤田にとっては、好都合な世間の反応だったかもしれない。
(木村慎吾)