石原さとみと綾野剛がW主演で注目が集まっていたドラマ「恋はDeepに」(日本テレビ系)。6月9日に放送された最終回の平均視聴率は8.1%だった。
「初回こそ10.5%と2桁の好スタートを切りましたが、2話からは約2ポイントも下げ、その後は8%前後と伸び悩み、結局、全話の平均視聴率は8.37%に終わりました」(テレビ誌ライター)
物語は、自身の住処である星ヶ浜の海を守るために地上に上がった人魚の渚海音(石原)と、巨大マリンリゾート開発に人生をかける御曹司・蓮田倫太郎(綾野)の恋物語。最終回では、海音が海へ帰り倫太郎と辛い別れとなるのだが、最終回の1週間後の6月16日、何と「運命の再会スペシャル」として、別れから3年後の物語が放送されることが発表されたのだ。
それは、最終回の最後に発表された。これに対し視聴者は「また、2人に会える」「楽しみ」との声もあったが、「普通に第10話=最終回でよかったんじゃない?」「どうにも理解できない話だった」「人魚姫なんていうファンタジー物はディズニーとかに任せるべきで、こんなつまらないドラマでやっちゃいけない」などのブーイングもあった。
「今作は、石原と綾野のW主演に加え、人気アーティストのback numberが主題歌という強力な布陣。それでも平均視聴率が2桁いかなかったのは、やはり脚本が受け入れられなかったのでしょう。石原はかつて、自身が主演を務めたドラマ『高嶺の花』(日本テレビ系)の打ち上げで、視聴率が振るわなかったことを謝罪し、涙を流していたといいます。その責任感の強さで、今回も忸怩たる思いを抱いているかもしれません」(前出・テレビ誌ライター)
最終回をSPとすることでどれほど数字が取れるか、注目だ。