女優・清原果耶が主演する火曜ドラマ「ファイトソング」(TBS系)の初回が1月11日に放送され、世帯平均視聴率9.2%とまずまずのスタートを切った。
空手の日本代表を目指すも夢破れ、人生どん底の主人公・木皿花枝(清原)が、持ち前のスポーツ根性で逆境だらけの運命に立ち向かっていくヒューマンコメディ。第1話では、花枝は空手の大会で優勝を果たすもその直後に事故に遭い夢をあきらめてしまう。覇気をなくして自暴自棄になっていたところを幼馴染の慎吾の営むハウスクリーニング店で働くことで少しずつ明るさを取り戻していく。
そんなある日、花枝は一発屋の変人ミュージシャン・春樹の家をクリーニングに訪れる。実は空手の試合前に必ず聞いていた曲が、春樹の作った唯一のヒット曲「スタートライン」だと知った花枝。目の前で春樹がおもむろに弾き始め、聴き入るうちに母が死に、父が花枝を置いて出ていってしまい施設に預けられたこと、さらには事故にあった時、聴神経腫瘍があり、耳が聞こえなくなってしまうケースもあることなどが思い出され、あふれる涙が止まらなくなるシーンには、ネット上で「切なすぎて涙出る」「清原果耶ちゃん、泣きの演技圧巻すぎる」「あんなに引き込まれるくらいキレイな涙はない」などの声が書き込まれている。
「今作は、ラブコメ枠のTBS火曜ドラマ。夢破れたスポ根ヒロインの不器用なじれったくて切ない恋を清原がどう演じるか注目を集めていましたが、『おかえりモネ』とも違う圧巻の涙のシーンに視聴者も釘付け。新視聴率女王に名乗りを上げたといっても過言ではありません」(芸能ライター)
清原の涙見たさに、今後さらに視聴率がアップするかもしれない?
(窪田史朗)