ビジネスの現場でよく聞く「ダイバーシティ&インクルージョン」という言葉。どういう意味があるのでしょうか。
ダイバーシティは「多様性」、インクルージョンは「包括・受容」という意味です。ダイバーシティ&インクルージョンを直訳すれば、「多様性を包括して受容すること」となります。
これが企業での施策となると、「多様な人材を受け入れ、その能力を発揮させる」という取り組みや姿勢を指します。多様性を具体的にいえば、性別や年齢、国籍、障害の有無、そして働き方などをいいます。
背景には、日本の少子高齢化に伴う働き手の減少、顧客ニーズやリスクの多様化などがあります。そのため、より多様な人材を登用し、のびのびと能力を発揮して働ける場づくりが欠かせないというところからきています。
ダイバーシティ&インクルージョンを実施する企業は、今後も増えていくと思われます。企業をチェックするうえでは、欠かせない指標となりそうです。