過去、大晦日に放送され人気を博したバラエティ特番「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで！」（日本テレビ系）の「絶対に笑ってはいけないシリーズ」が、3年連続で行われないことが明らかとなった。休止決定の裏には、コンプライアンスの制約が関係しているという。
「『笑ってはいけない』シリーズといえば21年以降、休止状態でしたが、今年はコロナが落ち着いたことで復活するのではないかと一部で噂されていました。しかし、10月27日発売の『週刊現代』によると、制作スタッフは最後までダウンタウンの説得に当たったようですが、2人が首を縦に降らなかったそう。近年、バラエティ番組はコンプライアンスが一気に厳しくなり、罰ゲームなどの“痛みを伴う笑い”が制限されるようになったと言われます。それらの状況が、ダウンタウンのモチベーション低下に繋がり、特番復活を遠ざけたようです」（テレビ誌記者）
今回、「笑ってはいけない」の休止が決まったことで、大晦日にはナインティナイン、かまいたち、千鳥、バナナマンらによるお笑い特番を放送する予定だと「週刊現代」は伝えている。だが、「笑ってはいけない」休止後に放送している大晦日特番は、視聴者からの評価が芳しくなく、ネットで「過去2年間に放送されている日テレのお笑い特番って、出演者は豪華だけどやっている事は普段のバラエティの延長線上であまり面白いと思えなかった」「『笑ってはいけない』の過去の名場面集の方が特別感があって良い」「今年も期待できない」などと、早くも辛辣な意見があがっている。
そんな中、同番組で注目されているのが、芸能事務所「TOBE」に移籍した元ジャニーズタレントの出演疑惑だ。
「10月26日の『フライデーデジタル』によると、日テレは今年のお笑い特番で、かつて放送され人気だった情報バラエティ番組『伊東家の食卓』を復活させる予定なのだとか。『伊東家の食卓』といえば、元V6・三宅健がレギュラー出演していましたから、大晦日版にも参加するとなれば、『TOBE』移籍後、初のテレビ出演となるそう。そのため、ファンの間では『「TOBE」の先陣を切ってテレビ出演頑張ってほしい』『健くんだけでなく「IMP.」や「Number_i」も呼んで！』といった声があがっています」（前出・テレビ誌記者）
バラエティファンからは冷めた視線を集めている日テレの大晦日特番。今年は、アイドルファンの支持を獲得し、注目を浴びることができるだろうか。
