MLBでは突出した存在感を放つドジャース・大谷翔平だが、ニューヨーカーの間ではあまり知られていないってホント？ 少なくとも現地在住のタレント・松居一代はそのように感じるだけの“統計的裏打ち”があるというのだが…。
2000年頃より実業家としての活動を展開し、数年前からニューヨークで暮らしている松居。4月7日、「大谷選手の知名度は…」と題したブログエントリーを投稿し、読者から寄せられた「アメリカでは、大谷選手のこと大々的に報道されていますか？」との質問を紹介し、「やっと、やっと…お答えができます なぜならば…とうとう、、、大谷選手を知っているアメリカの方に遭遇したからです」と切り出した。
読者の質問が届いたのは3月28日で、松居はそれから「手当たり次第に…ニューヨーカー達に『大谷選手をご存知ですか、、』と質問を投げ続けていました 日本の宝物・大谷選手です 私も心から応援しておりますよ」と、周囲に確認していたという。ところが、「残念ながら、、、『オオタニ…Who is he（“誰それ？”）』 ざっと、、30名以上の方々に大谷選手をご存知ですか…とお尋ねしましたが、すべての方がNOでした」と、驚きの結果を明かしたのだ。さらに続けて、「ついに今日 シアトルからニューヨークへ…いらしている野球好きのアメリカ人の男性が大谷選手をご存知でした」としたが、その後がこう続く。
「かなりの野球通でいらした その方に…オオタニ選手を知っていますか…と微かな期待をもってお尋ねしてみたところ…『賭博の選手でしょう』、、、ここからは…日本の皆さんに申し訳ないので控えさせていただきますが、、」
どうやら、元通訳・水原一平氏による違法賭博問題の余波を受けているようだ。
「大谷の全米における知名度については、松居以上にアメリカでの暮らしが長いサンフランシスコ在住のタレント・野沢直子も、昨年8月に出演したラジオ番組『ナイツ ザ・ラジオショー』（ニッポン放送）の中で言及していましたね。パーソナリティのお笑いコンビ・ナイツの塙宣之から『大谷ってアメリカでそんなに人気ないよって言う人いるけど、めちゃくちゃ人気ありますよね？』と聞かれ、野沢は『人気はあるけど、その、野球自体の人気が…。野球を好きな人は見るんだけど、やっぱりアメリカはバスケとアメフトなわけよ』とし、現地での野球人気に比例して大谷の知名度も日本人が想像するようなものではないことを示唆。また、昨年7月に来日していたサッカー界のスーパースター、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドに至っては、『ズームイン！！サタデー』（日本テレビ系）に出演した際、大谷を知っているか聞かれ、『No！』と即答。サッカーと野球という分野の違いこそあれど、日本人には意外な回答だったといえそうです」（テレビ誌ライター）
とはいえ、ドジャースが10年で1000億円を支払う価値があるとして大型契約を締結したのは紛れもない事実。“大谷フィーバー”がアメリカでのメジャーリーグ人気を後押しすることを期待したいところだ。
（木村慎吾）
