6月22日発売の週刊新潮にスクープされた豊田真由子衆議院議員の乱暴狼藉。豊田氏より一回り以上も年上の男性政策秘書に対して、暴言と暴行を繰り返した様子が告発されている。その戦慄のレポートはこうだ。
「このハゲーーーーっ!」「ちーがーうーだーろーーっ!」「お前は頭がおかしいよ!」「これ以上、私の評判を下げるな!」「お前、死ねば?」
聞くに堪えない絶叫が響く。秘書が運転する車の中で、豊田氏と思われる女性が発した言葉だ。「すいません、叩くのは…」と秘書が懇願するも、続いてボコッボコッと殴るような音。記事によると、秘書が支持者に送ったバースデーカードの宛先と名前に誤記があったようで、豊田氏はそれに怒っているということのようだ。
さらに、故意ではなかったという秘書に、豊田氏はこう凄む。「お前の娘がさ、通り魔に強姦されてさ、死んだと。いや犯すつもりはなかったんです、合意の上です、殺すつもりはなかったんですと。腹立たない?」「娘が、顔がグシャグシャになって頭がグシャグシャ、脳味噌飛び出て、車に轢き殺されても…」
この音声の一部は同誌の公式HPでも公開され、豊田氏のツイッターアカウントなどには、国民から最上級の非難が殺到している。
「豊田氏の気性の荒さは今に始まったことではない。2014年の春の園遊会に、夫の代理として母親を伴って参加。宮内庁職員から招待者以外の入場を断られると『入れなさい、なぜ入れない!』と恫喝。強引に用意してあった夫のネームプレートを奪い取って、なんとそれを母親につけて会場入りしたそうです。食い下がる職員には『私の配偶者だ!』 と言い切っていた」(週刊誌記者)
2012年に初当選した当初には、議員会館の部屋が気に入らないとして先輩議員に変更を要求したり、同年には「週刊新潮」で、当選1年半の間に秘書が20人以上も辞めたことを報じられている。人呼んで“ピンクモンスター”。
被害者の政策秘書は「顔面打撲傷」「左背部打撲傷」「左上腕挫傷」の診断書を取り、警察に被害届を出すという。