「このハゲー」と元秘書に絶叫しながら暴行を加え、その後、入院加療との理由で雲隠れを決め込んでいた豊田真由子衆議院議員が18日、謝罪会見を行った。その前日には「Mr.サンデー」(フジテレビ系)にVTR出演。収録は15日で、2時間に及ぶMC宮根誠司アナのインタビューに答えている。
豊田議員は「ここへは謝罪に来たのであって、決して弁明のためではない」と話したが、宮根アナは、豊田議員の言い訳を代弁するかのような質問に終始。それどころか「ダメなやつでも、頑張るんです」と激励の言葉を送った。
この放送に視聴者からは「仕事ができる人は暴力振るわない。ヒステリックにならない。泣いて同情を請わない。仮病を使わない」「潔くないなぁ。出てくるの遅いし暴力認めないし、同情買おうとしてるようにしかみえない」「こいつは弱いものを捌け口にした確信犯」「被害者ヅラしてるのが嫌」「相手にほだされる宮根も宮根。ツッコミが甘い」など、豊田議員とともにインタビュアーの宮根に対する厳しい意見も相次いだ。
この様子は18日、同じく宮根アナがMCを務める「情報ライブ ミヤネ屋」(日本テレビ系)でも取り上げられたのだが、ここでも豊田議員はコメンテーターから厳しい叱責を浴び、「総選挙があるから、表に出てきた」と腹を探られた。すると宮根アナは、「ZERO×選挙に呼んでもらえない」とポツリと漏らしたのである。
だが、報道部の記者は「豊田議員に泣かれてタジタジになっているような人に、選挙の特番は無理」とバッサリだ。
「宮根は、フジテレビにも日テレにも選挙特番には呼ばれないでしょう。それは、海千山千の議員に対し、鋭い質問なんかできないから。人の言葉を遮る悪い癖もありますしね。本人はヤル気満々のようですが」
豊田議員に対しても、独占インタビュー前は、散々こき下ろしていたが、本人に会った後は「印象がだいぶ違う」とフォロー気味だった宮根アナ。その手のひら返しこそが、信用を問われる要因なのかもしれない。