綾瀬はるか主演ドラマ「奥様は、取り扱い注意」(日本テレビ系)が絶好調だ。11月1日放送された第5話の平均視聴率は14.5%をマークし、同日放送の水谷豊主演ドラマ「相棒 season16」(テレビ朝日系)第3話の14.2%を抜いた。
「奥様~」は、岡田准一主演による「SP 警視庁警備部警護課第四係」シリーズや小栗旬主演による「BORDER」シリーズの脚本も手掛ける小説家・金城一紀氏のオリジナル作品。
数奇な運命をたどり秘密諜報員となったが、自死を装って平凡な主婦になる。けれども、生来の正義感の強さが頭をもたげ、主婦の悩みを解決するスーパーウーマンの裏の顔を持つ。
毎回、ボスママや悪人を相手に繰り広げられる、綾瀬演じる伊佐山菜美のアクションシーンも魅力の一つ。視聴者からは「アクションシーン最高! やっつけた後のノリノリも可愛かった」「綾瀬はるかカッコいい。スカッとしますね~!」など、視聴後の爽快感もひとしおのようだ。
それにしても、前回の11.2%から3.3ポイントも急上昇した理由は何なのか。テレビ誌ライターが解き明かす。
「21時から始まる『相棒』の第1話は22時24分まで、第2話は22時09分までの拡大放送でした。ですが、第3話は通常放送時間だったので、相棒を見終わったあとそのままスライドして、録画でなくオンタイムで『奥様~』を視聴できた。同ドラマは1話完結なので、第5話から見始めた人もいたようです」
テレ朝のドル箱ドラマを抜いた綾瀬。高視聴率女優の面目躍如といったところだが、今週の“奥様×相棒”対決の結果やいかに。