先日、卒業コンサートを終えた乃木坂46の生駒里奈が、4月27日に放送された音楽番組「ミュージックステーション」(テレビ朝日系)に最後の出演を果たした。
披露した卒業シングル「シンクロニシティ」ではセンターポジションではなかったものの、デビューから5作連続でセンターを飾るなど“乃木坂の顔”として活躍してきた生駒は、この日のパフォーマンスでもひと際存在感を放った。
番組のエンディングでは、MCのタモリから生駒に花束が手渡され、生駒の目には涙がうっすら。タモリとの生駒の笑顔のシーンはテレビの向こうの乃木坂ファンをホッコリさせたようだ。そんな中、ツイッターなどで乃木坂ファンの話題に上ったのが、生駒とタモリの後ろに映っていたKAT-TUNの亀梨和也の表情だ。
「出演者全員が拍手する中、立ち位置の関係から、優しい眼差しで拍手を送る亀梨の姿が乃木坂ファンの目にとまったようですね。エンディングでは生駒と亀梨がいち早く立ち上がっていましたが、最後に触れられることが分かっていた生駒はともかく、亀梨も同じタイミングで起立したのにはビックリ。生駒に拍手を送るタイミングも他の出演者よりも明らかに早かったですし、こうした立ち振る舞いからも紳士ぶりが伝わってきました」(エンタメ誌ライター)
そのため乃木坂ファンからは「亀梨、いい人だな。サンキュー」「特にファンではないが、亀梨の笑顔には嬉しくなった」「あの笑顔は上辺じゃなくて、心の底からの笑顔に見えた」「『Going!』に出演しているだけあって、マナーもしっかりしてるな」「生駒のお兄ちゃんかと思うくらいの優しい笑顔」など、亀梨の紳士対応に感謝する声が上がっている。
「KAT-TUNは16年5月から充電期間に入り、メンバーたちはソロ活動に専念していましたが、今年1月に再始動。4月20日から22日には2年ぶりの東京ドーム公演を行っています。アイドルとして活動できる喜びを実感することができたばかりだからでしょうか、同じアイドルとして一時代を築いた生駒の最後の『Mステ』出演を純粋に祝福していたように見えました」(エンタメ誌ライター)
今から12年前のデビュー当初はギラギラした雰囲気で、先輩の嵐も「KAT-TUNが怖かった」と話していたことがあったが、ここまで正反対なイメージになったのも、それだけ苦労を重ねてきたということだろうか。
(田村元希)