各局の夏期ドラマも、そろそろ佳境。そんな中、NHK連続テレビ小説「半分、青い。」とTBSのドラマ「義母と娘のブルース」という視聴率絶好調の両番組を掛け持ちする佐藤健に注目が集まっている。
「佐藤が演じる『半分、青い。』の律は、子供の頃“神童”と呼ばれ、大学でロボット工学を学んだ秀才。さらに病気を患った母親・和子(原田知世)にも気を配る孝行息子という設定です。一方、『義母と娘のブルース』の麦田章は、様々な職業を散々渡り歩いた末に、父から『ベーカリー麦田』を奪い店主になるものの、店は閑古鳥という“フーテンのダメ男”役。性格も生き方も正反対の2役を佐藤は見事に演じ分け、その巧みな“両刀使い”にはネットにもギャップ萌えの声が止まりません」(女性誌デスク)
実際、ツイッターには「律と麦田のギャップがたまらん」「同じ人が演じてるとは思えない」「佐藤健のキャラが違いすぎて心の切り替え難しい」「佐藤健の役柄が正反対すぎてパニック(笑)」「麦田章は過去最高アホな佐藤健」などという、彼の“キャラ変”に痺れるコメントが噴出している。
「佐藤は、今年の4月に公開された映画『いぬやしき』で、冷徹な性格で一般庶民を次々と惨殺していく初の悪役にも挑戦しています。そこで見せた高い身体能力とリアリティあふれる演技力が評判となりました。近年の佐藤の表現力は、若手イケメン俳優の中でも一頭地を抜いていますね」(映画誌ライター)
9月5日には「半分、青い。」の佐藤に密着した「『佐藤健in半分、青い。』PHOTOBOOK」が、8日には「佐藤健2019カレンダー」がそれぞれ発売される。まさに今が旬、“視聴率男”の名をほしいままにする佐藤だが、“半青”と“ギボムス”という両極端な役柄でどんな結末を迎えるのか気になるところだ。
(窪田史朗)