9月1日放送の「半分、青い。」(NHK)第132話で、永野芽郁演じるヒロインの鈴愛と佐藤健演じる律の「5秒ハグ」が大反響を呼んでいる。
この日の放送では、石橋静河演じるより子と夫婦として溝ができてしまった律(佐藤)は、より子を呼び出して話し合い、やり直すことを決意。より子から「あなたを怒らせてみたかった。結婚してからずっと、出会ってからずっと寂しかった」と言われ「ごめん」と謝る律だったが、その一方で、鈴愛から川辺に呼び出された律は、鈴愛の娘・花野からもらった笛で「すーずーめー」と呼ぶ真似をすると、なんと鈴愛が律に後ろから抱きついたのだ。
さらに「5秒だけ許して。律、数えて5秒」と言う鈴愛に対し、4秒目まではスムーズに数えるものの、5秒目をなかなか数えない律は、後ろにいた鈴愛を正面へと導き、抱きしめ直したのである。
「ネット上では『このハグは不貞か、友情か』で活発な議論が行われています。どうやら『この5秒ルールはないわ』『心の不貞は体の不貞より悪質』『自分の夫が律だと仮定したら本当にイヤ』といった不貞の判定を下す声が多いようです。しかし中には『鈴愛と律ならこれくらいするでしょう』『恋とか愛とか友情とか、そんな単純な関係じゃなく、戦友だからできるハグ』と理解を示す声もあり、この議論されている状況こそが脚本家・北川悦吏子氏の勝利のように感じます」(テレビ誌ライター)
今月末には最終回を迎える同ドラマ。まだまだ「ふぎょぎょ」な展開が待ち受けていそうだ。