NHK大河ドラマ「西郷どん」はいよいよ終盤のクライマックス。撮影は一足先に10月26日で終了し、29日にはクランクアップ報告会が行われた。
「主役の西郷隆盛を演じた鈴木亮平は『一言で言うなら“生ききったな”という感じですね』と、1年近くかけて完走した思いをしみじみ語っていました」(スポーツ紙記者)
鈴木は、同日の自身のブログでもクランクアップを報告。「撮影は終わりましたが、ドラマはこれからクライマックス。僕も最終回を皆さんにお届けするまで、気が抜けません」とコメントしている。
そして、ここにきて注目を集めているのが、西郷を演じる鈴木の“髪型”だ。
「ドラマの中で鈴木は、実在の西郷に似せるべく角刈りに。役作りのために体重もかなり増やしています。その姿が“演歌歌手に見える”と話題になっていますね(笑)」(エンタメ誌ライター)
演歌歌手に見えるかどうかはともかく、気になるのは右こめかみに認められる“ハゲ”だ。よく見ると左のこめかみに比べ、若干生え際が薄くなっている。大河のストレスで、さしもの鈴木も“薄毛進行”か…と思われたが、このハゲには理由があるという。
「実は西郷隆盛はキセルで頭を掻く癖があり、その場所にハゲがあったと言われています。当時の肖像画には、右頭部のキセルハゲも忠実に描かれており、『西郷どん』では鈴木演じる西郷がキセル煙草を吸うシーンも登場。右こめかみのハゲは、恐らくこのエピソードを忠実に再現したものでしょう」(テレビ誌記者)
歴史に詳しい視聴者からは「西郷の右こめかみのところの生え際ハゲの再現度がすごいな」「生え際後退させたり…こめかみ薄く… 亮平さん…全部地毛でやっちゃったんですか!」など、役作りに感心するコメントも上がっている。太るだけでなく、地毛で“ハゲ”まで再現していたとすれば、鈴木の“役者魂”おそるべし、である。
(窪田史朗)