昨年9月に女優の吹石一恵との入籍を発表し“ましゃロス”なる現象を生んだ福山雅治が、4月スタートの“月9”ドラマで主演する。題名は「ラヴソング」(フジテレビ系)で、福山演じる一発屋の元ミュージシャン・神代広平が孤独を背負った女性と出会い、音楽を通じて心を通わせ失いかけた人生を取り戻すラブストーリー。ミュージシャン役ということで、演奏をするシーンもあるそうだ。
福山は「人が人を想う時、日常の風景や人生が輝き出すような、そんな作品になれば。皆様に楽しんでいただけるよう僕自身も楽しみながら精いっぱい頑張ります」と意気込んでいる。
だが、ネット上では「46歳のオッサンの恋愛ものとかキツい」「吹石さんがチラつく」など、早くも爆死しそうな雰囲気なのだ。
芸能ジャーナリストも「いまなぜラブストーリーを選んだのか理解に苦しむ」と話す。
「まず、演じる人物が実在に近すぎます。ヒロインはまだ発表されていませんが、吹石の影がちらつくのは避けられない。福山ファンにとっては火が消えかけたところにガソリンをブッかけるようなもの。『ガリレオ』(フジテレビ系)で演じた湯川のように知的に犯人のトリックを暴くサスペンスものとか、恋愛と関係のないドラマを選択した方がよかったのでは? ドラマの内容によっては、福山離れが加速しかねません」
今作の企画・キャスティングに、最近の「フジテレビは迷走を通り越して暴走している」との声もあるが、福山がその被害者にならないことを祈るばかりだ。
(李井杏子)