西島秀俊と内野聖陽による妙齢男子の妖しい同居生活を描くドラマ「きのう何食べた?」(テレビ東京)が好調だ。西島が務める弁護士と内野の演じる美容師が、原作マンガを完璧に再現していると評判を呼んでいる。そして4月12日深夜放送の第2話では、その二人以上に視聴者を驚かせたキャストがいたという。女性誌ライターが目を丸くして語る。
「第2話に登場した主婦の富永佳代子は、西島の料理仲間にしてよき相談相手。その佳代子を演じる田中美佐子は昔から美人女優として知られていますが、彼女はなんと11月の誕生日で60歳の還暦を迎えるアラシックスなんです!その夫を演じる矢柴俊博は47歳で、田中より一回りも下ですが、むしろ田中のほうが若々しく見えるほど。娘役で28歳の真凛と並ぶと、母親というよりは姉に見えてしまうのですから、その美魔女ぶりは恐るべしです」
本作では西島の母親役として72歳の梶芽衣子が出演しており、女性キャストで最高齢となっているが、まさか田中が二番目に高齢だとは、にわかには信じがたいのではないだろうか。
「ここ2年ほど、石田ゆり子が“奇跡のアラフィフ”として話題をさらっていますが、その石田より10歳も年上の田中はまさに“奇跡のアラシックス”。02年には43歳にして長女を授かってたこともあって母親役も多いものの、その姿は家事に疲れた主婦ではなく、今作でも西島の彼女に間違えられるなど、女子の魅力を発揮している現役感にあふれています。周りにこんなアラシックスがいたら、年齢もいとわずにアタックしたくなる男性もさぞや多いことでしょう」(前出・女性誌ライター)
作中では内野が、西島の元カノ(大島葉子)のことを「40代とは思えない水気の多い感じ」と評する場面も。だがこのセリフはむしろ、田中に対して〈50代とは思えない水気の多い感じ〉として語るべきだったのかもしれない。
(白根麻子)