女優の吉岡里帆が5月23日、自身が出演する映画「パラレルワールド・ラブストーリー」の公開直前イベントに出席。「友情か恋愛か、では友情を優先する派」であることを明かしている。
この日のイベントでは「友人と同じ相手を好きになってしまったら恋愛をとるか、友情をとるか」を集まった観客約200人に対して質問。
同作で主演を務めるKis-My-Ft2の玉森裕太は「恋愛の方が多いでしょう」「女性って恋人の方をとると思う」と、この日の観客の9割以上が女性だったことから、恋愛派が大多数ではないかと予想。
しかし、吉岡は「女の友情はそんなに簡単には切れません」と、玉森とは逆に友情を優先するという人が多数派であると予想。続けて、「私は友情をとったことがあります。友達とかぶったことがあり、悲しい記憶が今…」と、実際に友人と同じ人を好きになってしまうも、友情をとったことがあることを説明している。
結果としては観客の回答は「恋人をとる」が圧倒的に多かっただけに、吉岡が少数派となってしまったわけだが、友人を大切にする吉岡のスタンスは大きく好感度を上昇させた…かと思いきや、ネット上での反応は「綺麗ごとを言ってる感じがする」「絶対、好感度上げるための発言だよな」「友情をとっても、男が自分のことを好きになってくれる自信があるんだろうな」「友情を大事にしても結局、女子に嫌われそう」など、残念ながら言われたい放題だ。
「番組での食レポやSNSでの投稿が男性受けを狙っていると指摘されたりと、あざといイメージが定着しており、男性人気に相反して、同性からの好感度は低めの吉岡。今回の恋愛よりも友情を優先したというエピソードを明かしたことで、吉岡の見方を改める向きもあったかとは思いますが、その一方で“好感度を上げるための発言”だったのではと、とられてしまっているようですね。まあ、世間の吉岡のイメージといえば、星野源を潤んだ瞳で見つめる“きつね姿”ですから、あんな技を男性に繰り出されたら、友情もへったくれもないというもの。吉岡が友情を取ったところで、男性のほうが吉岡を選ぶに違いなく、友情も崩壊してしまいそうなところがありますから…」(エンタメ誌ライター)
そもそも、女性200人の声にあまり寄り添えなかったというところが、吉岡の好感度男女格差を如実に示していたのかもしれない。
(権田力也)