「最近、なんだか太ったし、太りやすくなった気がする…」と感じませんか? そんな女性に、ぜひ目を向けていただきたいのが「睡眠」のこと。実は、“睡眠不足は太りやすくなる”というのは、本当のようなんです。
精神科医で睡眠専門医でもある三島和夫さんと小説家の川端裕人さんの共著「8時間睡眠のウソ。日本人の眠り、8つの新常識」(日経BP刊)によれば、9時間、7時間、4時間睡眠で比べてみると、睡眠時間が短くなるにつれて食欲を増すホルモンが増えるのと同時に、食欲を抑えるホルモンも低下することが分かっているのだとか。ただ、あまりに睡眠にこだわって、「寝ると太るから…」と夜に食べ過ぎてしまっても無理して起きている必要はないそうです。
また、ダイエットカウンセラーのステップあやさんの著書「新装版 ステップあやの食べて痩せた!最後のダイエット」(ごきげんビジネス出版刊)によれば、体重増加に関係するのは睡眠だけではないそう。事情があって睡眠不足が続くときはあるものの、何か前向きに取り組んでいるときには痩せることもあるのだとか。
その理由として考えられることは、「ハッピーホルモンが出ている」「心が満たされているので心の暇や寂しさなどからくる食欲を感じなくなっている」「頭をフル回転させているため、糖質を多く使っている」などが挙げられるそうです。
睡眠がきちんと取れているか意識しつつも、それにこだわり過ぎないことが大切なようですね。加えて、前向きに物事に取り組み、心が満たされているかどうかもチェックしたいですね。