俳優の東出昌大が4月24日、映画「コンフィデンスマンJP プリンセス編」公式ツイッターアカウントのプロモーション動画に登場。新型コロナウイルスの影響により公開延期が決まったものの、「家にいるときは今までの作品を復習して」とファンへ呼びかけている。
妻で女優の杏を裏切る、唐田えりかとの“3年不貞”で世間から猛バッシングを浴びていた東出。動画では元気に「全国の子猫ちゃん。全国のコンフィデンスマンの映画を待っていてくださる、皆さま。こんにちは」と挨拶すると、「私は普段、家の中では本を読んでいますが、本作には今まで出演した多くのキャストが再度出演しています。ぜひ、家にいるときは今までの作品を復習して、映画の公開を楽しみに待っていてください。劇場でお会いできる日を楽しみにしています」とコメントした。
1月に文春砲を浴びて以降は、当時主役を任されていたドラマ「ケイジとケンジ 所轄と地検の24時」(テレビ朝日系)公式インスタグラムの投稿に一切登場させてもらえない日々が続くなど、“爪はじき”状態だった東出だが、コロナ禍によって徐々に世間の関心が逸れ始めているのが現状。このタイミングこそ、俳優としての活動を少しずつ再開させる契機となりうるかもしれない。
「誰でも見られる地上波テレビ番組での登場ではなく、『コンフィデンスマンJP』の公式アカウントでのお披露目となったことから、東出の動画には比較的温かい反応が集まり、『元気そうでよかった…』『ボクちゃんがんばれーーーー!』『このシリーズはまじで続いて欲しい』『公式さん!素晴らしすぎて涙…』などと歓迎のリプライがズラリ。『コンフィデンスマン』のファンの中からはもはや東出の不貞を咎める声はほぼ皆無となり、およそ3カ月の時を経て、ようやく復帰までの道筋が見え始めたのではないでしょうか。もちろん様々な意見が集まるネットでは、動画内での東出の様子に『まじで無理』『よく動画に出られたな』『東出が宣伝したら逆効果』『コロナで一番助かった人』との批判的な反応もあります。しかし、そもそも今の東出は皆に受け入れられる“人気俳優”を目指すというよりは、お金を払って鑑賞する映画の中だけで活躍できれば御の字といえるのではないでしょうか」(テレビ誌ライター)
なお、動画内での「子猫ちゃん」とのワードは同作に登場する詐欺グループの手下に対する呼称であり、これについても作品を鑑賞していない層からは「子猫ちゃんとかキモすぎる」「子猫ちゃん?自分のファンのことを言ってるの?」といった誤解すら生じている。
東出はしばらくの間、“理解を寄せてくれる層”にのみ発信を続けていくことで、徐々に活動の幅を広げていくことになりそうだ。
(木村慎吾)