吉本興業は6月19日、所属タレントであるお笑いコンビ・霜降り明星のせいやの“下半身Zoom”報道に関して、週刊文春へ法的措置を取ることを発表した。
文春は18日、せいやがSNSで知り合ったばかりの一般女性と開催したオンライン飲み会にて、女性に下半身を露わにしたことを写真付きで報道。あくまでファンとしてせいやと仲良くなりたかっただけだと主張する女性は、実際にせいやがウェブ会議システム「Zoom」の中で下半身を見せつけているスクリーンショットを証拠として同誌に提供していた。
しかし、一方のせいやは文春からの直撃取材に対して、女性とはオンライン飲み会の中で相互に下半身を見せ合うような関係性だったとし、今回の報道を「はめられた」と抗議。所属する吉本興業も文春に法的措置を取る考えであることが19日、わかった。
「文春の記事を読むと、女性には妻子がいて、せいやとは異性の関係になるつもりもなかったといい、セルフ行為や下半身を見せつけられて“ドン引きした”と主張しています。しかし、性的嫌がらせの被害を受けながら、女性はその2日後にも再びせいやとリモート飲みを行い、スクリーンショットまで用意していることから、せいやの『はめられた』という主張はわからなくもない。また今回、吉本興業が法的措置を検討しているとのニュースに対し、ネットでは『徹底的にやってほしいです!芸人だからって何しても良い訳じゃない!』『vs文春もだけど、vs女性とも法的措置を取ってもいいと思う』『何枚もスクリーンショットしてる時点でおかしい』との疑念があがり、吉本側の反撃に理解を示す書き込みも多くみられました。とはいえ、せいやが著名人としての自覚に欠けた行為に及んでいたことは紛れもない事実。19日放送の子供向け番組『おはスタ』(テレビ東京系)の生出演が見合わせになったり、NHK Eテレのレギュラーが降板になることは致し方ないでしょう」(芸能記者)
一連の報道を受け、ネットでは「霜降り明星」のコンビ名を“シモ振り明星”に改名すべきというツッコミまで出る始末。あくまでプライベートにおける度が過ぎた悪ふざけだったとはいえ、今後はヤバい部分へ“Zoom”インすることは控えた方が良さそうだ…。
(木村慎吾)