12月13日にファーストアルバム「舞祭組の、わっ!」が発売され、すでに5万枚を超えてアルバムセールス1位になった舞祭組。
同グループは、Kis-My-Ft2の“後ろの4人”こと横尾渉、二階堂高嗣、千賀健永、宮田俊哉からなるユニットで、中居正広がプロデュースしたことでも有名。“後ろの4人”と呼ばれているものの、1人ずつウリはある。料理の横尾、ダンスの千賀、アクロバットの二階堂、そして宮田はアニメオタクで知られている。
宮田のアニヲタぶりは普通の女子がドン引きするほどで、ジャニーズなのにここまで言っていいの?と心配になるほど。しかし最近はそれを逆手にとって「アメトーーク!」(テレビ朝日系)に出演。「プリズマ☆イリヤ」のイリヤスフィール・フォン・アインツベルンを「今の彼女です」紹介したり、初期のラブライバーであることを明かし、カーテンやフィギュアなどアニメグッズ満載の部屋も公開している。
スタジオでは悲鳴もあがっていたが、意外にもアニメオタクの男子の間では「ここまでオープンにできるジャニーズっていなかったから好感が持てる」「かえってカッコイイ」「俺たちっぽくて嬉しい」と人気急上昇。他の番組では「ラブライブ!」のイベントでペンライトを買うために雪の中4時間並んだという話もしており、女子の宮田担も「グッズ並びのつらさを理解してくれてる」「へんな女と写真週刊誌に載るくらいなら、夢を持っていられるからヲタクでもいい」と高評価だ。
去年、ヒャダインから提供されたソロ曲「ヲタクだったって It’s Alright!」の歌詞には、「リアタイでアニメ」「キャラデザ良すぎ クレジットガン見」「休みは聖地巡礼」「リア充だけがリア充じゃない」「トレカ Tシャツ 抱き枕 いつでも笑顔をくれるんだ」などオタクの“あるあるネタ”が詰まっており、しかもオタクならではの合いの手やコール、ヲタ芸、「萌え萌えキュン」の振りなど、コンサートではファンと一体化してかなり盛り上がる。
ジャニーズとしてはあり得ないエリアに踏み込み、それをオープンにしたことで、宮田は新たなファン層の開拓に成功したようだ。
(琴葉)