いつもは悪ノリが過ぎて相方の田中裕二に叱られている爆笑問題の太田光が、5月8日放送の「サンデージャポン」(TBS系)で久々にマジ顔になった。
それは、ジャニーズ事務所のジャニー喜多川氏が、SMAPの解散騒動について「SMAPは我が子と同じ。解散だとか何だかって、冗談じゃない」と明言した記事が紹介されたときだった。
太田は「マネジャー同士のトラブルはあっても、商品であるタレントが憎いと思う社長なんているはずがない」と、大真面目な顔で援護射撃のコメント。さらに、SMAPが2010年に発売した「We are SMAP!」の作詞に関わったと明かし、この題名はコンサートの合言葉であり「メンバーにとって(ファンと)『We are SMAP』と言う瞬間が一番幸せだったと思う。(その気持ちは)たぶん今でも変わっていない」と語った。
「太田の妻は、彼が所属する事務所の太田光代社長です。きっと夫婦の間でSMAPの騒動について話題になっていたのではないでしょうか。『タレントが憎いと思う社長なんているはずない』というコメントは、光代社長もまた、同意見かもしれませんね」(芸能ジャーナリスト)
あれほどの解散騒動を経てもなお、SMAPがいまだ人気グループであり続けられる理由は、ファンだけではない、こうした業界内からの支持による部分もまた、大きいのかもしれない。
(甲斐栄子)