「anone」広瀬すずの熱演も破綻しまくりの脚本でブチ壊し!

 ついに落ちるところまで落ちたか。広瀬すずの主演ドラマ「anone」(日本テレビ)が2月28日放送の第7話にて視聴率4.9%に沈没。同局の水曜22時ドラマとしては、2008年7月期の「学校じゃ教えられない!」が第5話で記録した4.7%以来、ほぼ10年ぶりの5%割れという結果となった。

「ただ、キャストの演技にはなかなか見どころがあるのも事実です。この第7話では、偽札作りを手伝っている広瀬を見とがめた田中裕子が、怒りの表情で広瀬を追い出そうとするシーンが圧巻。田中からほとばしる感情や、その田中を振り払おうとする広瀬の必死な表情など、まさに手に汗握る場面が続出でした。後半には瑛太の言葉に激高した広瀬が殴り掛かるシーンがあり、ここでも感情を爆発させる広瀬の演技に惹き込まれます。ところがそういった演者たちの熱演を肝心の脚本が台無しにしているのですから、名ばかりの主役を与えられた広瀬が不憫でなりません」(テレビ誌ライター)

 本作の脚本を担当する坂元裕二氏は多数のヒット作を持つものの、近年は若者の生態を描けていないとの指摘もある。今回の第7話では物語の根底をなす部分で脚本が破綻しているという。

「偽札づくりを軸にストーリーが展開している『anone』ですが、第7話では偽札の印刷過程や自動販売機で出来栄えを試す際に、登場人物が紙幣を素手で触っているのです。よもや“指紋”という概念を忘れてしまったのかとあきれてしまいました。また、偽札を真券に替える手段について、瑛太は『銀行とコンビニを回ります。1件目のATMで偽札を200万円預ける。次の2件目でその200万円を下ろして(中略)‥‥これを25件繰り返せば5000万』と説明。しかしATMでは一度に200万円の入金や出金はできませんし、同じ銀行口座で多額の現金を出し入れすればATMがストップし、行員がやってくるのは現代では常識です。坂元氏はATMで入出金の経験がないのでしょうか」(前出・テレビ誌ライター)

 偽札の製造手段をマスターしている瑛太が、なぜかATMの利用制限については無知というご都合主義。そんな破綻した脚本で“低視聴率”のレッテルを張られる広瀬は気の毒と言えるのかもしれない。

(金田麻有)

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