4月17日より、岡田将生、松坂桃李、柳楽優弥が「ゆとり第一世代」(2002年スタートのゆとり教育を最初に受け始めた1987年生まれの世代)を演じるドラマ『ゆとりですがなにか』(日テレ系)がスタート。週休2日の学校生活、就活中のリーマンショック⇒就職氷河期、入社1年目で大震災を経て、アラサーになった彼らの人間ドラマが描かれる。
さて、そんなゆとり第一世代の男子たちだが、お姉さんである30代女性たちからは「落としやすい!」と評判なのである。確かにドラマのなかでも柳楽優弥演じる道上まりぶは、年上女性と結婚して娘がいるという設定だが‥‥。恋愛ライターによれば、それにはこんな理由があるという。
「まず、ゆとり世代が社会に出てきたはじめの世代は、上司や先輩たちからわりと厳しく当たられたことが多いんです。何かミスをすれば『ゆとりだから』と言われる人も多くいて、年上からの評価がなかなか正当に得られない。そこに仕事ぶりをホメたり、能力を認めてあげたりする年上女性が現れると、自分をわかってくれると思ってコロッと落ちてしまうんです」
厳しい就職活動を乗り越えてもなかなか実力を理解されないという体験からか、「ゆとり」というレッテルを貼らずにまっすぐに評価してくれる人には弱いのだという。さらに、
「バブル時代を知らず、生まれたときから不景気。震災の影響などもあり給料がなかなか上がらない中で、コツコツ地道に貯金をするタイプが多くなっています。デートやお泊まりは割り勘が普通。それに嫌な顔をせず半分出してくれたり、たまに奢ってくれたりする年上女性とは、居心地が良いと感じるんです」
将来に不安を感じているゆとり世代が多いなか、見栄を張って多く支払う必要もなく、割り勘でも不機嫌にならない、そんな女性はパートナーとして理想なのだという。
実際、現在27~28歳のゆとり第一世代と交際する30代女性たちもこう話す。
「食事に誘われて初めてデートしたときに、最初から私が1軒目のお金を出したんです。2軒目は出してねと行って次の店へ。そこから頻繁に誘われるようになって交際スタート。彼がお金が厳しそうなときは私が出していますよ」(35歳・会社員)
「彼はホメてホメて落としました。仕事の話を聞いて『そんなこともできるなんてスゴイね~』『それ詳しく教えて』『難しそうな仕事だね』と、とにかく持ち上げる。彼は同期の女子社員とも競争関係にあるので、持ち上げられ慣れていなかったんですね」(34歳・会社員)
ポイントは「能力を評価」することと「割り勘は当たり前」という態度を示すこと。これだけでゆとり世代イケメンたちも、カンタンに落ちるかもしれませんよ?