2016年にKAT-TUNから脱退し、ジャニーズ事務所からも退所した田口淳之介が2月14日、ユニバーサルミュージックと2年間の専属アーティスト契約を結び、4月5日に第1弾となるソロシングル「Connect」を発売することが発表された。
ユニバ─サルといえば日本に拠点を置く外資系レコード会社の中では最大手であり、ポップ・ミュージックのみならず、ジャズやクラシックなど国内外の有名アーティストが多数在籍している。
ただ、このニュースに眉をひそめるファンも少なくない。いわば田口はKAT-TUNを“充電期間”という名の休止状態に追い込んだ張本人。「せめてKAT-TUNが活動再開してからソロデビューすべき」といった意見のほか、「裏切り者」「自己中!」といった厳しい声もネット上では飛び交っている。
しかし、ジャニーズ事務所を辞めた田口が、なぜこうも早く大手レーベルから再デビューできたのだろうか?
芸能ジャーナリストが言う。
「昔と比べて、アーティスト活動の形態が変わったからです。田口のように、インディーズでリリースし、ネットで発信することが容易になりました。また、ユニバーサルが外資系であることと、ジャニーズ所属のアーティストがいないことも関係しているでしょう。ただし、これで音楽番組などに出演できるかと言うと、それは難しい。もし田口を出すなら、ジャニーズのアーティストは出演しないでしょうからね」
田口のアーティストとしての本気度は十分伝わってくるが、成功するかどうかの正念場であることは間違いない。