先日、タレントの吉澤ひとみさんが「腸憩室炎」で入院しかけたことが報じられました。自身のブログでは、「ベビオくんがいるから」と入院ではなく通院して点滴治療することにしたとつづっています。
この腸憩室炎(ちょうけいしつえん)とはいったいどんな病気なのでしょうか。医療法人啓松会飯原医院のHPの解説によれば、憩室とは、消化管の壁の一部が、外側へ袋状に飛び出していることをいうそうです。大腸の場合、便が詰まるなどして炎症を起こすと、腹痛や発熱、下血などをきたすといいます。
吉澤さんの腸憩室炎は、大腸かどうかは不明ですが、大腸の場合、便秘が続くことや、食事の欧米化による食物繊維の減少などが原因で、最近増えているといわれています。
軽い炎症なら、便秘や下痢が起こるそうで、軽度の場合、消化の良い食事と抗生物質の内服で収まるそうです。吉澤さんもゼリー状のものを食べていたので、それほど大事には至っていないようです。
子どもの小さいうちは、入院なんてしていられないもの。我が子の離乳食をおすそわけしてもらい、改善したという吉澤さんでした。