10月23日生放送の「土曜スタジオパーク」(NHK)にゲスト出演したディーン・フジオカ。放送中のNHK大河ドラマ「青天を衝け」では五代友厚を演じているが、2015年下半期放送の朝ドラことNHK連続テレビ小説「あさが来た」で、すでに五代友厚を好演済み。NHKの2大ドラマで同一人物を演じるという珍しい経験をしているのだ。
しかし「青天を衝け」も「あさが来た」も、脚本家は同じ大森美香。この日の放送にVTR出演した大森は「朝ドラを見ている時に、『五代さんてこういう人だったんだ』って、ディーンさんを通じて見ていたようだったんで、今回(大河ドラマ)は、ディーンさんに出ていただくというよりは、五代さんに戻ってきていただくというか、そういうような言葉が合うんじゃないかなと思う。ディーンさんにやっていただければ、五代さんという人が私の中に1本筋が通るというか。わりとすぐくらいから『五代さんはディーンさんにやっていただきたい!』と言い続けていて。叶わないかもしれないと思っていたけれど言い続けていて。なので本当にうれしいです」と熱っぽく語った。
さらにディーンが「ミュージカルに興味がありまして。ミュージカルがやりたいんですね」と明かすと、番組アシスタントの後藤康之アナが「こぼれ話なんですが、大森さんも実はディーンさんが出演するミュージカルの脚本を書きたいっておっしゃってたみたいで」とカットイン。ディーンが「本当ですか? えーっ?」と驚く横で、「これ、もう、すぐ、来年ぐらいにやるしかないんじゃないですか?」とMCの近藤春菜がツッコミを入れる展開となった。
「ネット上では『ディーン様のミュージカル絶対見たい!』『大森美香という脚本家に愛されたディーンは仕事が途切れないね』『ミュージカルがやりたいディーンと書きたい大森。これぞ大人の事情。アミューズが動かないわけがない』『来年は無理でも3年後には実現しそう』といった声があがっています」(女性誌記者)
大森脚本のディーンの初ミュージカル。さっそく、何かが動き始めた音が聞こえる気がする。