俳優の浅香航大とモデルで女優のトリンドル玲奈が出演する「私たち結婚しました 2」(ABEMA)の最終話が2月4日に放送され、2人が最後に交わした“情熱キス”がネット上で話題になっている。
同番組は韓国で放送された「私たち結婚しました」の日本版リメイク番組として配信されているウェブ恋愛バラエティ。もしもあの芸能人が結婚したら‥‥という設定で仮想結婚の模様をモキュメンタリーとして配信されている。
シーズン2となる今作では浅香とトリンドルの2人が“仮想結婚”。全10回に渡って愛を育む様子が描かれたが、別れることになる最終話では2人で温泉旅行へ。同じ布団で密着して寝ることになり、お互いのほっぺをつかみ合うなどイチャイチャする様子が見られたが結局、浅香がトリンドルのおでこにキスをして眠りにつくのに留まった。
温泉旅行から帰宅後、2人で過ごす最後の夜にトリンドルの提案でスカイツリーへ。そこで2人はお互い感謝の手紙を読みあげることになり、トリンドルは浅香の手紙に大粒の涙をこぼした。
最後に2人は抱き合いながら見つめ合い、浅香は再びトリンドルのおでこにキス。ここでトリンドルが「おでこ?」と不満げに呟くと、直後に浅香はトリンドルの唇にキス。しかし、そこから2人はカメラの存在を忘れたかのように何度もキスを交わしはじめ、スタジオで見守るお笑いコンビ・千鳥のノブ、俳優の三浦翔平、タレントのベッキーは騒然。「ちょっとちょっとちょっと!」「何で別れるんだよ」「衝撃です」「え!?」「ちょっと待って!」「え、私だけ!?」と混乱する様子を見せた。
全てのVTRが終了後、スタジオにカメラが戻るとノブは「終われませんよ。始まりでしょ!」とツッコミ、ベッキーも「始まりです!」と同意。三浦も「ちょっと休憩入れて、次のV行きましょ」とボケて、ノブから「もうないんです」とツッコまれていた。
その後も3人の話題は最後の“情熱キス”に終始し、ノブは「(キスシーンとか)そういうのないんかと思ってた玲奈ちゃんは」と切り出すと、ベッキーも「申し訳ないけど『あ、事務所NGかな?』とか」と、キスはないだろうと考えていたことを告白。しかし、“ガチキス”を目の当たりにしてベッキーは「何回した?」とツッコむと三浦も「2分はしてた」と同意。ノブは「いいもん見たなー」と満足げだった。
ネットでは《恋愛リアリティショーからガチで交際に発展してそう》《好きになっとるな》など真剣交際に発展するのではという予想の声のほかに《だって台本でしょう?》《役者って本当すごいな》などシナリオありきを想像する声も。
「恋愛リアリティショーはその内容がガチなのかシナリオありきなのかで賛否が分かれるジャンルです。“情熱キス”が話題になった番組と言えば、16年6月に放送された『ラストキス~最後にキスするデート~』(TBS系)でしょう。この番組は初対面の芸能人の男女が1日限定のカップルとしてデートをして、最後に必ずキスをするという疑似恋愛ドキュメントでしたが、この時は当時AKB48を卒業したばかりの永尾まりやと俳優の小南光司がグアムでデート。最後にムードのある夜のプールでお互い水着姿のままキスをしたのですが、長く熱烈なキスシーンにネットは騒然。《熱烈すぎて興奮した》《完全に舌入れてる》などの声が殺到しました。
興奮度で言えば永尾に軍配が上がるでしょうが、今回の“情熱キス”は清楚さが売りだったトリンドルが何度もキスを交わすというギャップにおいて負けていないでしょう。ちなみに永尾と小南はその後、噂になることもなかったので、“ガチ”と思いきや“ビジネスキス”だったと思われます」(芸能記者)
果たして今回の“情熱キス”は、ノブが言うように「終わりではなく始まり」になるのだろうか。
(柏原廉)