元TOKIO・山口達也氏と、元V6・井ノ原快彦の絆は永遠に変わらないようだ。10月31日、山口氏が自身のXを更新し、「気付き」を与えてくれたことに対して、感謝の思いを届けている。
2018年の不祥事で、TOKIOを脱退し、30年間過ごした旧ジャニーズ事務所(現SMILE-UP.)からも退所した山口氏。この日のXでは「10月31日 この日を迎えるたびに連絡をくれる人がいます」と書き出し、「ここ数年は嬉しい反面、とても申し訳なくて… でも彼はいつも通りで それがとても温かくて “見守る事もエネルギーが要る”事だったんだと、『気付き』をいただき感謝しています ずっと、どうもありがとう」と、特定の人物へのメッセージを送った。
これには、ファンから「10月は山口くんの入所日なのであの御方かな??」「今日で35周年です。同期の井ノ原君とも長い付き合いになりましたね」などの反応があり、井ノ原に向けたものだと予想する人が相次いでいる。
山口氏は2015年5月に出演したラジオ番組「TOKIO WALKER」(NACK5)の中で、「イノッチと僕、同じオーディションなんですよ。いわゆる、“同期”って、何年の入所とかっていう分け方だけど、イノッチとは全く同じ日のオーディションなんですよ。俺が高校生で、イノッチが小学生だったかな。一緒に合格して、次の週から同じレッスンに通うことになるんだけど、本当にチビッ子でしたよね」と、事務所への入所が年単位ではなく、偶然同じ日だったと説明。当時の思い出を振り返り、「兄弟みたいな感じがする」とも表現していた。
「また、井ノ原も昨年放送のラジオ番組『SIN NEXT GENERATION』(JFN系)で、『山口くんとはオーディションも一緒で、(1988年)10月31日なんですよ』とし、毎年のように『“今日ですね”“今日だね”みたいな。“今年もよろしく”みたいな』とメールのやり取りをしていることを明かしています。2人にとって、この日の出会いはいつまでも忘れられない思い出の一つとなっており、ネットには『お二人の関係すごくイイですね』『山口くん、イノッチをいつまでも大切に!』『何があっても変わらない友情に感動』などの声が集まりました。また、山口氏が“気付かされた”という『見守る事のエネルギー』とは、旧ジャニーズが抱える問題で、幹部として矢面に立つ井ノ原の姿を心配そうに見届ける山口氏の心情を意味しているようです。つまり、これまでは自分が井ノ原に“見守られて”きたわけですが、それにもエネルギーがいるということが、今、自分が井ノ原を見守る立場になって気づいた、ということなのでしょう」(テレビ誌ライター)
2人を巡り合わせた“ジャニーズ事務所”はもう存在しないが、その絆は永久に不滅なのだろう。
(木村慎吾)