サッカー界の“クセ強”中田英寿氏から初対面で「呼び捨て」!戦友が明かしたカリスマの素顔

 6月23日に放送された旅バラエティ番組「なりゆき街道旅」(フジテレビ系)では、サッカー元日本代表レジェンド同士の知られざるエピソードが紹介された。現在50歳の前園真聖氏は、3つ下の中田英寿氏に初対面からいきなり「ぞの」と呼び捨てだったと振り返っている。

 前園氏と中田氏は2004年と06年にそれぞれ現役を引退した後もゴルフや食事で交流を続けるほどの親密な仲で、互いのインスタグラムからも、時に笑顔で写真に収まる2人の姿が確認できる。

 前園氏は「元サッカー選手で1番仲がいい」という中田氏について、共演者から「今は日本にいるんですか?」と近況を聞かれると「日本にはいますけど、家はないです。ホテル暮らし。ずっとです」と明かす。

 また、中田氏との最初の出会いに関しては「代表で初めて一緒になった時で、彼は19歳だった」と説明。「日本代表だとかオリンピックって(帯同中は)2人部屋なんです。同じようなポジションの人とルームメイトになる。(中田氏は)ボクと同じ部屋になって、そこから仲良くなった」と、共に攻撃的MFを主戦場として活躍していたことから、同部屋になったのだという。

 ただ、前園氏が驚いたのは、3つ下の中田氏がいきなり「呼び捨て」だったこと。「初対面から、『ぞの』って」とニックネームで呼ばれたといい、室内でのエピソードとして「遠征でボクは洋服をスーツケースから出して着てた。けど、彼はホテルのクローゼットに全部入れて並べてる。几帳面だなぁと思って、次の日に見たら、オレの服も並べてあった。『ここから取ったほうがラクでしょ?』って」と、中田氏の気遣いのある一面も紹介していた。

「14歳の頃から世代別の日本代表選手として招集され、異彩を放ってきた“カリスマ”中田氏は、年上のチームメイトや監督にも物怖じせずに意見を述べ、10歳上のレジェンドFW三浦知良を相手に高い要求を突き付けていたことでも知られています。また、10代の頃より世界を股にかけた活躍を見せていたこともあり、ピッチ上での先輩後輩という概念は中田氏の頭にはなかったのかもしれません。21年10月には、代表で共にプレイした経験がある城彰二氏がYouTube動画で『小野伸二や中村俊輔は、走っていたら自分の足元にピタッと来るような繊細なパスを出せる』と語る一方、『ヒデは真逆だよ。“このボールにお前が合わせろ”というパス』『オレは足が速かったわけじゃないから、(中田氏の速いパスに)追いつけない。そしたら怒るわけよ。“おい、城、追いつけよ”みたいな』とプレイ中のやり取りを紹介。3つ下の中田氏から“スパルタ”な指示を受けていたことを嘆き、『俊輔や伸二とやりたい。ヒデとはやりたくない(笑)』と漏らすも、『海外に行ったら、それ(ヒデのパス)が当たり前だった。スペインでも鬼パスが出てきて、追いつけなかったら、怒られた』と最後は中田氏のパサーとしてのクオリティに脱帽していました」(スポーツライター)

 クセのあるキャラで、賛否を招くことも多かった中田氏だが、前園氏とは早くからピッチ内外でシンパシーを感じていたようだ。

(木村慎吾)

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