7月15日放送の「海のはじまり」(フジテレビ系)第3話で、有村架純演じる百瀬弥生が「闇落ちするための助走」のように辛い目に遭ったと話題になっている。
のこのこと恋人・月岡夏(目黒蓮)の元カノの実家に行った弥生もどうかと思うが、元カノ・南雲水季(古川琴音)の周辺は、ことごとく弥生(有村)に対する当たりが強いのだ。
生前、海の母である水季が働いていた「おだわら中央図書館」の同僚だった津野(池松壮亮)からは、夏と海(泉谷星奈)が2人で楽しそうにしている様子を遠くで見ていると「疎外感すごいですよね。自分は外野なんだって自覚します」と声をかけられ、弥生は「確かに外野ですね」と言うものの、手には子育てに関するハウツー本が。その後、弥生は夏の部屋に訪れた海を見ながら、猛烈な疎外感を味わっていることが伝わってくるシーンが終盤にあった。
また、夏と海と3人でお出かけをした後、南雲家に海を連れて帰ってくると、水季の母である南雲朱音(大竹しのぶ)から「大丈でした?」と聞かれ、弥生が「楽しかったです」と返答するも、朱音からは「子ども産んだことないでしょ?大変なの。産むのも育てるのも」「産みたくて産んだから当然のこと。水季もそう。もっと育てたかったの。悔しいの。水季がいたはずなのに…」などと強烈な嫌味パンチを浴びせられるのだ。
さらに次回第4話予告では、「海ちゃんのお父さんになってほしいし、私もお母さんになりたいから」と夏に希望を伝える弥生。だが、夏からは「待って。決めさせようとしないで」とたしなめられることに。そのうえ、「私、殺したことある」と人工妊娠中絶した過去を夏に打ち明け、着衣のままバスタブの中でシャワーを浴び続けながら号泣するシーンが流れたため、視聴者からは「そりぁ闇落ちするよ」「次回、弥生は壊れるでしょう」「自業自得ともらい事故が半々だけどこれはキツイ」「第3話からの第4話予告がつらすぎる」といった声がネット上に相次ぐこととなった。
有村は私生活でもKing & Prince高橋海人との破鏡報道があったため、「公私にわたり厳しい状況に立たされている」と気を揉むファンや視聴者もいるようだが、これもいつか芸の肥やしとなる日が来ることだろう。
(津島修子)