元モーニング娘。で“お騒がせタレント”の矢口真里が芸能界を生き抜くための嗅覚を見せつけた。不倫の過去により同性からの支持を得づらい彼女が見出したのは「ママタレ×パチンコ」という異色の掛け合わせだったという。
11月16日放送の「サバンナ高橋の、サウナの神さま」(TOKYO MX)にゲスト出演した矢口は、ついついハマって“やめられないこと”を聞かれ、「ギャンブル」と答えた。とりわけパチンコ歴は長く、「モーニング娘。の時代は行ったことがなくて、でも、すっごい気になってたんですよ。ゲームセンターとかに置いてあるじゃないですか。アイドルを抜けた時に連れて行ってもらって、やったら、ビギナーズラックで出まくっちゃって」と、2005年にモー娘。を脱退して以来、ドハマりしてしまったようだ。
当たりが出た際に出される風や光の演出がお気に入りだといい、「ドーパミンがバーって出るんですよ」と興奮気味に語ると、「ここ1~2年くらいで、特に吉本さんからのパチンコの仕事が多くて。あらゆる芸人さんのパチンコ番組に出ています」と、趣味が仕事にもつながり、オファーが殺到していると説明した。
さらに「芸能界も、ママタレ界隈って激混みしてるじゃないですか。“ママだけどギャンブル”っていう業界、すげぇ空いてるんですよ」と明かし、番組MCのサバンナ・高橋茂雄から「よく見つけましたね」と巧みに“スキマ産業”を発見したことを讃えられている。
「最近では元AKB48・福留光帆が無類のボートレースファンであることを公言し、“アイドル×ボートレース”というニッチなジャンルで注目度を高めつつあります。矢口の場合、元アイドルで現在は2人の息子を育てるママタレですから、なかなか他のライバルたちは“育児中のママがパチンコなんて…”とイメージ低下を懸念して手を出そうとしないのでしょう。しかも、矢口は2004年頃から交際を開始した俳優・小栗旬とパチンコデートをしている姿を写真付きで報じられており、当時もビギナーズラックに恵まれたと伝えられていました。結局、この交際が原因でモー娘。を脱退することにはなりましたが、時期的に考えると、矢口をパチンコに誘ったのは小栗の可能性が高く、芸能界を生き抜く上での重要な“趣味兼仕事”を教えてくれた元カレには感謝しているかもしれませんね」(テレビ誌ライター)
熱愛からのグループ脱退に加え、2013年の不倫報道と、波瀾万丈のキャリアを送る矢口だが、タダでは起き上がらないタフさだけは芸能界でも屈指なのではないだろうか。
(木村慎吾)