ドキュメンタリー番組「総理大臣を目指した人たち〜2024 二つの党首戦から見えたこと〜」(日本テレビ系)で放送された、おにぎりを食べるシーンが物議を醸している石破茂総理。
農家の男性から「よかったらどうぞ」と勧められた総理は、おにぎりを持ちながら満面笑顔。そのまま丸ごと口の中に放り込んだまではいいが、おにぎりが口の中に入りきらず、一部が唇からはみ出したままモグモグと咀嚼する衝撃的な姿が捉えられた。Xでは「家でやるならまだしも、一国の総理がテレビカメラを前にしてこれをやるのはヤバい」「流石にはみ出してるのみっともなさすぎる」「これを下品だとは思わないのかな」などと酷評の嵐だ。
11月24日放送のフジテレビ系「ワイドナショー」でもこの話題になり、潔癖症で知られるお笑いタレント・今田耕司は「おにぎりの食べ方だけ注意してもらっていいですかね。僕、あれ、衝撃でしたもん」とコメント。番組MCの東野幸治が「お腹空いてたんちゃいますか?」と想像すると、石破総理とは20歳代からの付き合いだという元鳥取県知事・片山善博氏も、食事も瞬時に済ませなければならないほどの石破氏の多忙ぶりに言及した。
「おにぎりの食べ方でここまで叩かれる政治家も珍しいですが、これをきっかけに総理になる前の食事マナーまで掘り返されています。今から4年前の撮られた秋刀魚を食べる動画で、箸を1本ずつ両手に持って身をほぐしている姿が話題に。動画では、他にも茶碗や箸の持ち方、左腕を机に置きながら食べるといった仕草に『マナー違反』『こんな食べ方してたら普通は叱られる』との苦言が殺到。また石破氏は22年、安倍晋三氏の通夜に訪れた際、側近が直前まで着用していたマスクを受け取って着けるといった不衛生な行動で批判をされたこともあり、公の場での振る舞いや、見られている立場であることへの意識が低すぎるようにも思えますね」(週刊誌ライター)
トップである以上、国民から“ドン引き”されてしまうような行動は慎んでほしいところだ。
(木村慎吾)