PMS期の“ドカ食い”を罪悪感ゼロで乗り切るための「心の処方箋」
「さっき食べたばかりなのにまたチョコに手が伸びている……」「無性にジャンクなものが食べたくて仕方がない!」など、月に一度、まるでもう一人の自分が暴走しているかのような「ドカ食い期」がやってきて困っていませんか? この食欲を“敵”ではなく“体の声”として受け入れると、もっと楽に、自分を労わりながら乗り越えることができますよ。
PMS期の食欲は、意志が弱いせいではなく立派な生理現象です。排卵後は基礎代謝が上がり、体が普段より多くのエネルギーを必要とします。さらに、幸せホルモンのセロトニンの分泌量が低下するため、手っ取り早く幸福感を得ようと高カロリーなものを欲するのです。ドカ食いは「頑張っている体が求めているSOSサイン」だと捉えることからスタートしましょう。
この時期を乗り切るコツは、食べるのを我慢することではなく、脳を賢く満足させることです。塩気が欲しいときはポテトチップスの代わりにナッツや厚切りの焼き海苔を、甘いものが止まらないときは高カカオチョコレートを深呼吸しながら一粒ずつゆっくり味わいましょう。「ダメ」と禁止するほど執着してしまいがちですから、「こっちならOK」という選択肢を用意してあげてください。
もし勢いで食べてしまっても、自分を責めるのは逆効果です。ストレスを感じると、食欲はさらに暴走してしまいます。「いまは体が栄養を溜め込むタイミング」と、心の中で自分に声をかけてあげましょう。ドカ食い期はいわば心のメンテナンス期間。自分を甘やかすことをこの時期だけの正当なタスクにすることも大切です。
しっかり食べて自分を労わること。それが、次のサイクルを笑顔で迎えるための一番の近道です。無理に押さえつけて爆発するのではなく、自然と満足できる量で終えられるようにするとPMS期後の調整もスムーズになりますよ。「嫌な時期が来たな……」と感じたら、体の声にぜひ耳を傾けて労ってくださいね。
(Nao Kiyota)
