タレントの重盛さと美が11月13日に放送されたバラエティ番組「今夜くらべてみました」(日本テレビ系)に出演すると、過去に付き合った男性ネタを披露。
今回は学生時代の恋人とのエピソードだが、視聴者から一斉に反応があったのが、中学時代に付き合っていた男子が「隣の中学の頭っていうのをやっていました」という、伝家の宝刀・元ヤンネタ。彼氏が中学校の番長を張っていたほどのワルだったと告白した。
これにはSNS上でも即座に反応を検出。「おバカタレントの“昔はヤンキーでした”話とかほんと聞きたくない」「こんな女とか出さないようにテレビ局も考えてよ!」との拒否反応を呼んでいる。それには、ここのところネットニュース界隈を騒がせているもうひとりの“元ヤン”の影響がありそうだ。
「ネット上のコメントでも名前がかなり出ていましたが、木下優樹菜の最近の騒動が思いのほか元ヤンキーのタレントへの心証の悪さに繋がっている気がします。『木下優樹菜でまだ懲りてないの?』と苦言が多かったですからね。元ヤンのバラエティタレントは多いのですが、ヤンキー時代の話をそれが面白いこと、まるで青春を謳歌したように嬉々として話すことに『もうウンザリ』というのは、現在の視聴者層の感じ方なのかもしれません。過去にヤンキーにイジめられた経験があったり、そうでなくても迷惑を被った視聴者もいるはずですから、ヤンキー時代の話を武勇伝のように話すタレントを見ていて辛い気持ちになってしまう人も少なくないということだと思います」(女性誌ライター)
そんな元ヤンの重盛が話した内容は、当時の彼氏の髪型が「オールバックで1本だけ前チョロがあったんですよ。1本だけ前髪を垂らしていた」ということや、「高校は別の学校に通っていたけれど、毎朝彼が送ってくれていた」といったもの。そして上京後に地元に帰ったときに「前チョロを切っていたんですよ。こんな頭長かったっけって、違和感で別れました。前チョロがなくなって、ちょっと違うかなって」といったものだった。
元ヤンの在り方というのも時代とともに、変わってきたということなのかもしれない。
(小机かをる)