ジャニーズ事務所は12月2日、アイドルグループ「Sexy Zone」のマリウス葉が体調不良のため一定期間芸能活動を休止すると発表した。
マリウスは芸能活動と学業の両立に意欲的に取り組んできた。しかし、完璧を目指したいという姿勢が自身のプレッシャーとなり、心身のバランスを崩してしまったと、ジャニーズ事務所は説明。今は心身の健康を最優先すべく一定期間芸能活動休止に踏み切った。
翌3日の「女性セブン」では、マリウスが11月23日午前2時頃に都内の住宅地で昏倒していたことをスクープ。心身に不安を抱え通院中だったマリウスは処方薬を過剰摂取してしまったのが原因だったという。苦しむマリウスから連絡を受けたスタッフが駆けつけ、病院へ緊急搬送。幸いにも回復したが、11月25日に放送された生放送の音楽特番「ベストアーティスト2020」（日本テレビ系）を欠席し、ファンを心配させた。
何事にも頑張りすぎるというマリウスだが、子供の頃、本気で目指していた夢が微笑ましい。
「マリウスは今年1月、情報番組『ノンストップ！』（フジテレビ系）に出演しました。マリウスの父親はドイツ人で、母親は元タカラジェンヌ。ドイツで生まれ育ち、日英独語を話すトリリンガルです。母親の影響を受けたマリウスは幼少期、なんと宝塚歌劇団に入ることが夢だったことを告白。しかし、母親から男性は入れないことを明かされ、『オーマイガー！』と嘆いたそうです。ジャニーズ事務所に入ることを決意したのも、宝塚のように輝ける場所がほしかったからといいます」（芸能記者）
たっぷり休んで、もう1度、輝ける場所に戻ってきてほしいものだ。
（石田英明）
