令和の“ドロンジョ”は池田エライザ!初代・深田恭子と比較する声も続出

 女優の池田エライザが、今秋放送予定の連続ドラマ「タツノコプロ創立60周年記念 WOWOWオリジナルドラマ DORONJO/ドロンジョ」の主演を務めることをWOWOWが5月18日に発表した。

 同ドラマは1977年から79年にかけて放送されたテレビアニメ「タイムボカンシリーズ ヤッターマン」の人気キャラクター・ドロンジョの過去を全く新しい視点から新解釈し、「正義と悪」という永遠の命題を描くダークエンターテインメント。今年3月に同ドラマの制作が発表された際は、誰がドロンジョ役を演じるのか大きな注目を集めていた。

 池田が演じるのは、のちにドロンジョとなる泥川七音(どろかわなお)。貧しく過酷な環境下で自分を勝負の道具のごとく酷使していくという役どころだ。公開された七音のキャラクタービジュアルで池田は、ショートカットに全身黒ずくめの出で立ち。左足には機械式の義足が装着されている。

 発表に伴い池田は、「七音という役柄に向き合う日々は、心身ともに過酷の連続でした」とコメント。さらに「生きる意味を考えすぎてしまうこの世の中で、本能剥き出しで明日に向かって足掻いていくこのキャラクターを演じることができてとても幸せでした。ぜひ、たくさんの方にご覧いただきたいです」とアピールした。

 ネット上では《深田恭子のイメージを乗り越えられるか期待》《深キョンのドロンジョもセクシーでよかったけど、エライザさんもビジュアル的に引けを取らないと思います》《ドロンジョと言えば深田恭子さん以外は考えられませんでしたが、池田エライザさんならハマリ役かと思います》《ドロンジョというキャラクターが、いつの間にか本来の主人公を超えてしまったのは深田恭子さんが演じたおかげだが、主人公としてドロンジョを描くのだから、池田エライザさんにさらに超えてきてほしい》など女優の深田恭子が演じたドロンジョを超える演技を期待する声が続出した。

「ドロンジョの最初の実写化といえば09年公開の映画『ヤッターマン』です。当時、深田が演じたドロンジョは原作アニメのビジュアルイメージをしっかり踏襲しながらも艶っぽくコミカルで大きな話題となりました。あのイメージを超えるのは容易なことではないでしょうが、今作は設定もキービジュアルも原作とは異なるため、また違った路線を狙ってきていると思われます」(芸能記者)

 池田が生み出す新たなドロンジョに期待だ。

(柏原廉)

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