坂口健太郎&杏W主演ドラマ「競争の番人」(フジテレビ系)が7月11日にスタートし、初回の平均視聴率は11.8%を記録した。
物語は、東大法学部首席卒のエリートで公正取引委員会(公取委)のキャリア審査官の小勝負勉(坂口)と、警視庁捜査一課から公取委に異動になった白熊楓(杏)がバディを組み、企業の不正をあぶり出す様子を描く。小池栄子、大倉孝二、加藤清史郎、小日向文世、寺島しのぶら実力と魅力ある俳優陣が脇を固める。
初回と第2話にゲスト出演するのは山本耕史。栃木県の大型ホテル天沢の専務として登場。彼が中心となってホテル間で行われるウエディング費用のカルテルに、小勝負がメスを入れる。
視聴者の感想としては、冬の寒空の中、川に落とされたパソコンを小勝負が拾うシーンに「坂口健太郎の体を張った演技で応援したくなった」「このキャラクターは坂口健太郎にぴったりです。これからどんな活躍をするのか楽しみです」など、期待とエールが多く見受けられた。また、ドラマ全体に対しても「試しに1話みてみたらとても面白かった! これはいいもの見つけた! となりました」「面白かった! テンポも速いしキャラがみんなわかりやすい」など、概ね高評価だった。
「残念だったのは、1話完結ではないこと。視聴者からも『1話でスカッとするかと思いきや、スカッとせずモヤモヤする』との意見もありました。しかし、公取委に着眼したのは、目新しく“公取委についてもっと知りたい”というコメントも散見されました」(テレビ誌ライター)
次回は、天沢雲海(山本)の反撃が始まる。公取委らはどう対処し、やり込めるのか楽しみだ。