元KAT-TUNの歌手・赤西仁が7月16日に自身のスレッズを更新し、2014年2月に退所したジャニーズ事務所への復帰願望を語っている。
この日、赤西は「独立して10周年目に入り、ありがたいことについ最近10周年記念LIVEもやらせて頂きました。全てに感謝」と綴ると、「今このタイミングでジャニーズに戻ってみたいと本気で思っている今日この頃。誰に話せばいいだろうか？？？」「本当だよ」などと古巣への想いを告白し、ファンを驚かせた。
なお、赤西のような“辞めジャニ”たちの駆け込み寺となっている滝沢秀明氏の新プロダクション「TOBE」については、過去に「ボクがタッキーの事務所に入る事は100％ありましぇん」と否定している。
「ただ、赤西のジャニーズ時代はまさにやりたい放題といった印象です。06年3月に大ヒット曲『Real Face』でKAT-TUNとしてのデビューを飾り、さぁこれからというその年の10月になって単身での語学留学を発表。『自分のやりたいものが掴めたら戻ってくる』との曖昧な理由で、無期限の活動休止を決めました。結局、翌年には帰国してKAT-TUNに復帰しましたが、10年7月に『方向性の違い』を理由にグループを脱退。また、12年2月には女優・黒木メイサと電撃結婚するも、ジャニーズには事後報告となり、ペナルティとして同4月から5月に予定していた国内アリーナツアー開催を禁止される事態に発展。ジャニーズは『社会人としての礼儀を逸した』として『ツアー中止による負債も赤西本人に負担させる』と異例の厳罰を明言しました。最終的に事務所からの退所が決まる14年まで、ジャニーズにとっての赤西が“超問題児”であったことは明白です。よって、今回の“本気の復帰願望”をめぐっては、一部から『今更どの面を下げて言ってるの』『最低な辞め方をした人という記憶しかない』『究極のあまのじゃく』『今のKAT-TUNを守り続けた3人にも失礼』などの声が上がっています」（テレビ誌ライター）
ジャニーズ事務所の創業者・ジャニー喜多川氏による性加害騒動に揺れる“このタイミング”での復帰願望に、はたしてどんな狙いがあるのか。少なくとも、現在のKAT-TUNを構成する亀梨和也、上田竜也、中丸雄一からすると「何言ってんの？」といった心境かもしれない。
（木村慎吾）
