松本人志、監督を務めた映画に吉永小百合「凄い」連呼も視聴者から良い意味かを疑う声

 お笑いコンビ・ダウンタウンの松本人志が「まるっきり初めて」だという大女優・吉永小百合と初共演し、話題を呼んでいる。8月13日放送「まつもtoなかい」(フジテレビ系)でのことだった。

 番組放送開始当初より吉永との初対面を熱望していたという松本。一方の吉永は、そんな松本の印象について「大変な方だということは知っております。王様みたいな方」と表現すると、松本は困惑しながら「それ良くないですよ、吉永さん」と恐縮した。

 また、普段はお笑いやバラエティー番組を鑑賞することがないと語る吉永は、今回の初共演が決まり、松本に関する情報を予習したと告白。中でも、松本が2011年に監督と脚本を務めた映画「さや侍」に関心を持ち、実際に鑑賞した感想として「胸がキュンと、苦しくなるような。可愛い女の子が素晴らしい演技をして、主役の男の方も、何かもう満身創痍みたいにしてやってらして。それはやっぱり監督が凄いんじゃないかと思っていて」と口にしている。

「さや侍」のほか、「大日本人」(07年)、「しんぼる」(09年)、「R100」(13年)で監督を務めた松本は、この吉永の感想を受け、「僕、これまでに4本撮らしていただいていて、確かに『さや侍』っていうのは1番まともっていうか。あとの3本は観ないでください」と自虐で返した。吉永は「そうなんですか?本当に凄い、凄い作品でした」と返している。

「吉永は初対面の松本について調べるため『“お笑い”を辞書で調べたんですよ。漫才・落語・漫談・コント、そして、人を笑わせることがお笑いだと書いてあった』とも告白。マジメな一面を見せました。ただ、松本が監督を務めた映画について言及したことには驚く視聴者も。監督デビュー作となった『大日本人』こそ、製作費10億円を超える11億6000万円という興収を上げましたが、その後は4億7000万円、6億3000万円、2億円とトーンダウン。松本ファンの間でも、映画界への進出はかなり見解が分かれるところで、吉永のコメントには『松本の監督作品の話はNGだと思ってた』『まっちゃんに映画の話題振ってもいいんだ』と驚く反応や、『さや侍が好きなら、嫌いな映画なさそう』『“凄い”って、良い意味なの? それとも…』などと指摘する人もいました」(テレビ誌ライター)

 松本のファンからすると「他の3本は観ないで」との発言は自虐でもあり、どこか本音にも聞こえてしまったようだ。

(木村慎吾)

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