ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」(TBS系)の人気が天井知らずだ。12月6日の第9話オンエア中からツイッターのトレンドワード1位に「逃げ恥」がランクイン。その他「ガッキー」「ひらまささん」「みくりさん」など、主演の新垣結衣や星野源が演じている役名までもが30位以内に多数ランクイン。翌日発表された視聴率も16.9%と最高記録を更新している。
「ドラマ不況が叫ばれるようになってから10年ほどが経ちますが、『逃げ恥』の人気を見ればわかるようにセリフやキャスティング、演出などが雑なドラマを視聴しない人が増えただけで、細部までこだわって作られたドラマには、昔も今も一定数の視聴者がきちんと存在します。例えば、第9話で新垣と星野が繰り広げた、もどかしくもかわいらしい“イチャイチャ”もさることながら、竹野内豊によく似た“偽之内”の異名を持つ大谷亮平演じる風見が、人前でつい涙をこぼしてしまった石田ゆり子演じる百合のことを“大人の壁ドン”によって他人から泣き顔を見られないようにガードするシーンなど、とても丁寧に作られているのがよくわかりました」(テレビ誌ライター)
視聴者からは「あの壁ドンにはキュンキュンした」「もう偽之内なんて呼びません!」といった声まであがっている「逃げ恥」。最終回まで残り2回。視聴率20%超えもあるかもしれない。