芸能人にとって堀越高等学校に通学するのは、ある種のステイタス。昭和の時代から、売れっ子アイドルが通っていることでその名がよく知られているからだ。そんな堀越とここ数年、双璧をなしているのが、日出高等学校だ。
ジャニーズにも卒業生は多く、Kis‐My‐Ft2なら玉森裕太と千賀健永が卒業生だ。
「学生時代に千賀と同じダンス部だったのが剛力彩芽。千賀より2学年下なので、一緒に練習したのは1年だけですが、彼女は千賀ことをよく覚えているそうです。なぜかというと、あまりいい印象ではなかったからだとか(笑)」(アイドル誌編集者)
剛力といえば、デビュー曲「友達より大事な人」で見せたプロペラダンスが話題になり、そのダンススキルが注目を集めた。姉の影響でわずか5歳でダンスを始めており、芸能界入りする前からジャズダンスとヒップホップを会得していたとか。
一方の千賀は幼稚園のころにダンスを始め、小学生のときには大会で優勝するまでになっている。2007年には、タッキー&翼の滝沢秀明が発進させたダンスユニット「舞闘冠(ぶとうかん)」に抜てき。2011年にキスマイでデビュー後、コートフォリオ(振付師)としての役割も担っている。
「高校の時点で、千賀はダンスに自信があったので、クラブではややカッコつけ、本来の人見知りを隠すため、わざと悪ぶっていたそうです。しかし後輩はそんなことを知りません。高校1年生の剛力ちゃんが彼を初めて見たときは、“クールで怖い人”と思ったとか。千賀が話しかけるなオーラを出していたので、接することはほとんどありませんでした。そのため、彼女はよく覚えているというわけです」(前出・アイドル誌編集者)
そんなエピソードが眠っている日出のダンス部。大物を2組も輩出するとは、当時は予想できなかった!?
(北村ともこ)