自民党の金子恵美代議士が週刊新潮の直撃取材を受けて、“ゲス不貞夫”こと宮崎謙介氏との円満ぶりをアピールした。「離婚を勧める方もいますが、本人(宮崎氏)は今、子どもに父親の背中を見せたいという一心で仕事を頑張っている」と語ったのだ。
宮崎氏の悪事といえば、金子議員が出産する6日前の昨年1月30日に、京都の自宅マンションにグラビアタレントを招き入れていたことが週刊文春の報道により判明。「人間としての欲が勝った」と本人も事実を認め、さらに2人以上と不貞関係にあったことを告白して議員辞職に追い込まれている。
妊娠中の裏切りほど女性にとって屈辱的なことはない。なぜ金子議員は甘んじて受け入れているのか。理由は永田町の特殊な論理と政界関係者は言う。
「金子氏が地元新潟で演説に立つと『めぐみちゃーん』 『負けないでー』と応援の声がすごいんです。以前はミス関東代表という経歴が女性に敬遠されるところもあった。14年の衆院選で2選を果たしましたが、民主党の議員と僅差の接戦でした。それが不貞騒動を乗り越えたことで、女性から同情の声を集め好感度が上がっている。昨年は総務大臣政務官の要職にも抜擢されており、いま私生活でガチャガチャするのはデメリットしかない。もっとも地元後援者の中には依然として離婚を勧める声もありますが」
一方の宮崎氏は、一時期は金子議員の秘書的な活動をしていたが、現在は教育関係の会社を興し忙しくしているという。心を入れ替えたという宮崎氏だが不安の声もあがる。
「宮崎氏は早大時代からハデに遊んでいたことで有名。12年に衆議院に当選した後も政治部記者といっしょにOLや党本部の受付嬢としょっちゅう合コンを開いていたとか。チャラ男の虫がいつ騒ぎ出すかわかりません」(前出・政界関係者)
金子議員の「離婚をしない決断」は吉と出るか?