元巨人軍のエースピッチャーで、現在は野球解説者、野球評論家、野球指導者として活躍する桑田真澄氏。その次男で、ブライダルモデル兼ミュージシャンのMattが、バラエティ番組に引っ張りだこだ。しかし、不自然に突き出た額や大きな目、全体的に彫りの深い“ショーンK”を彷彿とさせる顔立ちに「整形しすぎ」「仕上がりがコレだと思うと悲しい」など辛口コメントも寄せられている。そんな批判にも本人はどこ吹く風で、「僕はそんなこと気にしていないし、知ってもらう上で仕方のない事」と割り切っている。「こうした素直さが起用されるゆえん」とテレビ関係者は言う。
「Mattは非常に礼儀正しく、有名人の2世という驕りもないので、トーク番組にはキャスティングしやすいのです。しかも、話も行動も予想以上に面白いですからね」
5月28日に放送された「行列のできる法律相談所」(日本テレビ系)に出演した際、Mattはマツエク、眉ケア、スキンケアなどの店をハシゴして、普段からファンデーションを欠かさない“美容中毒”であることを明かした。7月21日放送の「快傑えみちゃんねる」(関西テレビ)では「ずっと空を飛びたかったんです、天使になりたくて。小学生の時はずっと羽根を付けて行動してた」と仰天発言して会場を大いにザワつかせている。
父親の容貌や体育会的イメージとはかけ離れたMattだが、それ以上に野球関係者の間で囁かれているのは“あの桑田からこんなにいい子が”という声だという。
「いまでこそクリーンで温厚そうに見える桑田氏ですが、現役時代の印象は“金にがめついひねくれ者”。大きな借金も背負っていましたからね。1990年に出版された『さらば桑田真澄、さらばプロ野球』では、元マネージャーに傲慢な性格や金銭スキャンダルを暴露されています」(プロ野球デスク)
その桑田氏は、現在の日本球界の年長者や指導者に対する絶対服従、指導中や負けた場合の体罰などについて異を唱えながらも、古巣の巨人から指導者としての要請はない。やはり、現役時代の負のイメージが影響しているのか。