芸能界のオタク女子といえば、しょこたんこと中川翔子が真っ先に浮かぶが、最近は新たなオタク女子たちも台頭し、人気を集めている。
その代表格にあげられるのがモデルの市川紗椰。市川は鉄道、フィギュア、ロック、相撲、健康、アニメとさまざまな分野でオタクぶりを発揮しているマルチなオタ女。いずれもかなりの知識を持っていることに加え、早稲田大学卒業の才女でもある。
最近ではバラエティ番組「櫻井有吉アブナイ夜会」(TBS系)で、オタク過ぎる自宅を公開。毎日の日課はパソコンでアニメ鑑賞をしながらその感想をネットの実況掲示板に書き込む。さらに同時進行でもう1台のパソコンを用いて、オークションでアニメグッズを購入。あきらかにニワカではない本気具合が伝わって、「一緒に語り合いたい」とオタク層から好感度が赤丸急上昇中だ。
市川の本格オタクぶりには劣るものの、今夏の月9ドラマ「恋仲」(フジテレビ系)のヒロインを務めた本田翼も相当な漫画オタク。自宅には漫画1000冊以上を所有。以前、将来について「ずっと芸能界にいようとも思っていない。漫画関係の仕事にも興味がある」と話していたほどで、出版関係者も「意外と(彼女の趣味は)有名ではありませんが、あれだけコミックが好きなら、将来は名物美人編集者になれるかもしれませんね」と太鼓判だ。
一方で、この2人と対照的に“嫌われオタク女子”のレッテルを貼られたタレントもいる。
「筆頭は矢口真里でしょう。彼女の場合は流行にすぐ乗っかって、浅はかな知識でもオタクを名乗ってしまう典型的な嫌われオタクと言われています。テレビ番組で敢行した『ワンピース』のクイズ企画でも1問も答えることができず、ファンから嘲笑されました。さらに一連のオトコ問題についても、『(愛読していた)ワンピースには恋愛観が描かれていないから失敗した』と発言し、あろうことか不貞騒動をワンピースのせいにして、これまた大炎上。もはやワンピースファンにとって、矢口の名前はNGワード扱いです」(エンタメ誌記者)
オタク女子として好感度を得るには同志で語り合える知識はもちろん、やはりオタク男子に夢を与えるスキャンダルの少なさもポイントだという。今後、オタクとしてブレイクしようと画策中の女性タレントがいたら、矢口のような過度のアピールとチャラチャラ遊びは自重したほうが得策かもしれない。
(本多ヒロシ)