人気タレントのベッキーと、昨年結婚したばかりのゲスの極み乙女。・川谷絵音の不貞行為が話題だ。川谷は週刊誌の取材に対して当初、妻のことを友人と言い張るなどまさに「ゲスの極み」を貫いていたが、今回の不貞行為がどっちに転ぼうと、マイナスを被るのはベッキーだけなのだという。音楽ライターが説明する。
「音楽業界ではこれまで何度も不貞行為が繰り返されてきましたが、不貞が直接の原因で人気を失ったという例は少ないのが現実です。それどころか薬物事件を起こしても復活できるなど、アーティストのプライベートはほとんど問題にならない世界なんですね。今回の一件でも川谷が妻とベッキーのどちらを選ぼうが、バンドの人気には影響しないでしょうね」
たしかに音楽業界での不貞行為は枚挙にいとまがない。広く知られる例ではMr.Childrenの桜井和寿が、3年以上の不貞の末、妻子を捨てて元ギリギリガールズの吉野美佳と再婚。ほかにはGLAYのTERUとPUFFYの大貫亜美、小室哲哉と元globeのKEIKOも妻子を捨てて再婚した組だ。
また、ドリカム吉田美和や布袋寅泰は略奪婚で知られ、布袋は今井美樹と結婚した後にも高岡早紀とW不貞の浮名を流している。しかし、ここで名前をあげたミュージシャンは現在も活躍中なのが現実だ。これを受けて芸能ライターが語る。
「そんなミュージシャンたちに対し、芸能人にとって不貞行為は致命的です。とくに女性タレントでは痛手が大きく、最近だと1年超の謹慎を余儀なくされた矢口真里の不貞離婚が記憶に新しいところ。ほかにもビートたけしと噂になった細川ふみえや、大桃美代子の夫を略奪した麻木久仁子らも、一気に仕事を失いました」
こんな現状を知りつつベッキーとの浮名を楽しんでいたのであれば、川谷はまさに「ゲスの極み」を地で行く男なのかもしれない。
(金田麻有)