タレントの室井佑月が11月12日に自身のツイッターアカウントを更新し、フリーアナウンサーの小林麻耶が「グッとラック!」(TBS系)から降板させられた騒動について「もやもやする」と感想を述べている。
木曜日のコメンテーターを務めていた小林は12日の生放送を欠席。その後、TBSが小林の番組降板を発表すると、小林の所属するプロダクションである生島企画室も小林とのマネジメント契約を解消したと報告した。
わずか1日の間にレギュラー番組からの降板と事務所との契約解除が発表される異常事態となり、世間から心配の声も上がる中、小林は12日に配信したYouTube動画の中でドタバタ劇の“真相”を激白。彼女の主張によれば、番組スタッフからのいじめがあり、10日に予定されていたロケを強行欠席したところ、11日に番組から降板を言い渡されたという。
すぐさまTBS側は“いじめ”の存在を否定。ネット上では、過去に小林と志らくが「母親のいない子供は不幸」発言をめぐり言い争った件や、アメリカのジョー・バイデン大統領候補について小林が批判的な見解を残したことが降板理由だとする憶測も出ており、室井もこれに反応した。
「小林麻耶さんの降板て、どの発言が問題だったの? リニューアルする時期でもないし、こういうのはっきりさせてもらいたい。出てる側からすると、恐ろしいよ」と綴る室井。続けて、「こういうこと、はっきりさせないと、しょうもない陰謀論などがまかり通ってしまう」「バイデンさんへの発言が問題だったのだったら、そう発表すべき」「もやもやする。ああ、もやもやもやもやもやもやする」などと連投し、小林の降板理由について想いを巡らせた。
「コメンテーターが不適切発言を謝罪することはありますが、米の大統領を批判したことが原因で番組を降ろされることなどは現実的ではないでしょう。また、いじめが実際にあったかどうは分かりませんが、小林はロケに行かなかったことを認めており、プロとしてあるまじきこの振る舞いが直接的な降板理由の一つだと考えるのが自然です。室井は同局の『ひるおび!』のコメンテーターを務めているため『どの発言が問題だったの?』と気が気でないのでしょうが、お茶の間からは『発言が問題で降板したなんて誰も言ってない』『コロナでクラスターが起きた病院を批判したあなたの方が遥かに問題』『室井佑月が降板せずに残ってる方が恐ろしいよ』『きっと日頃から自分が問題発言してる自覚があるからこそのツイートなんでしょう』との揶揄や邪推が集まっています。過激な物言いで知られ、物議を醸すことも多い室井ですから、“次は我が身”との想いが強かったのかもしれません」(テレビ誌ライター)
過激発言を繰り返す室井がコメンテーターとして継続起用されている以上、問題発言が原因で小林が番組を降ろされることは考えづらいという理論が成り立ってしまう皮肉な展開に。
今回の小林の降板騒動に関してはあまり室井がモヤモヤする必要はないのかもしれない。
(木村慎吾)