俳優の仲野大賀が11月21日、都内で映画「泣く子はいねぇが」の公開記念舞台あいさつに登壇。共演した柳葉敏郎との思わぬ縁が明かされた。
一緒に登壇した柳葉は「あえて太賀と呼ばせていただきます」と前置きし、仲野について「本当に生まれたときから知っていまして、家に来る度にちょっかい出して、帰るときは必ずべそをかいて帰って行くという……」と明かした。
仲野の父は俳優・中野英雄であり、柳葉と親しかった縁から仲野も小さい頃から柳葉を知っていたのだという。仲野も「お正月は毎年“柳葉詣で”というか、柳葉さんに会いに行くという中野家の伝統行事があるんですけど……」と明かし、「小さい頃からわんさか泣かされましたね」と話していた。
「仲野の父が中野英雄であることは、10月2日に放送された『ダウンタウンなう』(フジテレビ系)でも仲野自身が明かしています。父親の中野は息子への溺愛ぶりがすさまじいらしく、仲野がドラマなどに出演するたびにSNSで宣伝をするほど。仲野は昨年6月まで“父親との差別化をはかりたい”と芸名は『太賀』のみで活動していましたが、父親の宣伝活動で親子関係が周知の事実になってしまい、隠す意味がなくなったから改名することにしたと語っています。今回の映画や仲野が出演中のドラマ『この恋あたためますか』(フジテレビ系)も中野はSNSで宣伝しまくっていますね(笑)」(芸能記者)
ネットでは《太賀君て2世俳優だったんか。全然2世っぽくないね。良い意味で》《太賀君は幅広い良い役者になると思う。中野英雄のDNAを受け継いでいるので。柳葉さんも、言わないが期待しているだろう》《中野さん(柳葉が所属していた)劇男一世風靡でしたもんね。仲野大賀さんは歳を重ねても良い役者さんになると思います》など、親の七光りでなく実力を評価する声が圧倒的だった。
小さい頃から柳葉敏郎に中野英雄とそうそうたる俳優たちに溺愛されていた仲野。演技力の高さも2人から学んだ結果か。
(柏原廉)